【©︎Cooper Flagg official Instagram】

 

2025年4月22日（日本時間）、次代のNBAを背負う逸材がついにその一歩を踏み出した。デューク大学に在籍するスーパールーキー、クーパー・フラッグが、自身のSNSを通じて2025年NBAドラフトへのエントリーを正式に表明。

満を持してプロの舞台への挑戦を宣言した。

 

フラッグは動画内で、デューク大学のチームメイトやコーチングスタッフ、そしてファンへの感謝を述べたうえで、「2025年のNBAドラフトに自分の名前を登録することを発表できて嬉しく思う」と語り、その表情には確かな自信と覚悟がにじんでいた。

身長206cmの万能フォワードは、今季デューク大学で平均19.2得点、7.5リバウンド、4.2アシストと圧巻のスタッツを記録。さらにチームを35勝4敗の好成績に導き、NCAAトーナメントでは堂々のファイナル4進出に貢献。シーズンを通じて、その存在感は際立っていた。

デューク大学のジョン・シャイヤーHCは、愛弟子について次のように称賛を惜しまなかった。

「クーパーが送ったシーズンは、我々の記憶に長く刻まれるものになった。彼のプレーはハイライトの連続だったし、残した数字やゲームに与えた影響は、全カテゴリーで“規格外”だった」

高校時代から将来を嘱望され、「ジェネレーショナル・タレント（世代を超える才能）」とも評されたフラッグ。今回の表明により、ドラフト全体1位指名の最有力候補として注目を集めている。

果たして、このスーパールーキーを手にする幸運なチームはどこになるのか。NBAの未来を大きく左右するドラフトの行方に、世界中の視線が集まっている。