NBAレイカーズの八村塁「本物のリーダーだよ」劇的勝利導いたレブロンを称賛!
NBAレイカーズの八村塁「本物のリーダーだよ」劇的勝利導いたレブロンを称賛!
ルカ・ドンチッチも安定の活躍
【©️Los Angeles Lakers,】
ロサンゼルス・レイカーズの八村塁(27)が26日(日本時間27日)、
敵地でのインディアナ・ペイサーズ戦で復帰後初のスタメン出場を果たし、
14得点、4リバウンドを記録。
チームの劇的な勝利に大きく貢献した。
試合は手に汗握る展開となり、残り4秒でレブロン・ジェームズ(40)が
奇跡のブザービーターティップショットを成功させ、
レイカーズを120-119の逆転勝利へと導いた。
この試合ではルカ・ドンチッチも安定したパフォーマンスを見せ、
NBA屈指のオールラウンダーとしての実力を発揮した。
▪️八村が復帰後初の先発で躍動
左膝負傷から復帰後、出場制限が続いていた八村だが、この試合で復帰後初のスタメンに抜擢。接戦が続く中、第4クォーター残り2分23秒から値千金の2連続3Pシュートを沈め、勝利に大きく貢献した。
試合後、現地放送「Spectrum SportsNet」のコート上インタビューで八村は、「レブロンは素晴らしい選手だ」と試合を決めたベテランを称賛。
「本物のリーダーだよ」と彼の影響力を改めて実感したことを明かした。
▪️レブロン・・・不調からの大逆転劇
この試合、レブロンは第3クォーター終了時点までフィールドゴール(FG)成功ゼロと、まさかのシュートスランプに陥っていた。しかし、最終クォーターでは一転して試合を支配。
八村も「正直に言うと、レイカーズに来て3シーズンくらいになるけど、レブロンの試合で最悪のプレーを見たと思った」と振り返る。しかし、「それでも最終Qで彼は試合を支配した」と逆転勝利の原動力となったレブロンの底力を称えた。
「彼はリバウンドを多く取り、それが彼の強みだ。
そして最後は彼がティップオフを獲得し、本物のリーダーだと証明した」と八村は続けた。
▪️ルカ・ドンチッチの安定した得点力も勝利の鍵
この日のNBAのもう一つの注目試合では、ルカ・ドンチッチが見事なパフォーマンスを披露。ドンチッチの得点力とゲームメイク能力は、リーグ屈指のレベルにあり、今季MVP候補の一人として名を連ねている。
試合後、ドンチッチは「毎試合ベストを尽くすだけ。チームメイトのおかげで自分のプレーができている」とコメント。安定したパフォーマンスで勝利を支えた。
▪️八村と監督との信頼関係
自身の2連続3Pについて八村は「コートに入る前にJJ(ジョンソン監督)から“ビッグショットを決める準備をしておけ”と言われた。自分は常に準備万端だから、そのショットを決められてよかった」と安堵の表情を見せた。
レブロンと八村はともに負傷で数週間ベンチを離れていたが、「リズムを取り戻さなければならない。少し休んでいたけど、これがゲームだ。私たちは前に進まなければならない」と前を向いた。
一方、レブロンも「ESPN」のインタビューで「彼(八村)はプレーオフの経験もあるし、体も大きく、チームにとって必要な選手だ」と絶賛した。
▪️レブロン・ジェームズの偉大なキャリア
レブロン・ジェームズは、2003年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズに全体1位指名され、プロキャリアをスタート。高校時代から天才と称えられ、「キング・ジェームズ」の愛称で知られる彼は、NBAを代表する選手へと成長した。
キャバリアーズ時代には2016年に悲願の優勝を果たし、故郷クリーブランドにもたらした初のNBAチャンピオンシップとして歴史に名を刻んだ。その後、マイアミ・ヒート(2010~2014年)で2度の優勝を経験し、2018年にロサンゼルス・レイカーズへ移籍。2020年にはレイカーズを優勝に導き、自身4度目のNBAチャンピオンとなった。
現在40歳となったレブロンは、NBA歴代最多得点記録を更新し、依然としてリーグ屈指のプレーヤーとして君臨し続けている。まさにNBAバスケットボール界の生けるレジェンドと言える。