ONE 172-ロッタンの豪腕炸裂!武尊、衝撃のKO負け
2025.3.24
ONE 172-ロッタンの豪腕炸裂!武尊、衝撃のKO負け
【©️ONE Championship】
3月23日、さいたまスーパーアリーナで開催された格闘技イベント「ONE 172」で、元K-1三階級制覇王者・武尊がムエタイの鉄人ロッタン・ジットムアンノンと対戦。多くのファンが待ち望んだこの一戦は、まさかの結末を迎えた。
▪️衝撃のKO・・・ロッタンの一撃に沈んだ武尊
フライ級(61.2kg以下契約)キックボクシング・スーパーファイトとして組まれたこの試合は、序盤から壮絶な打撃戦に突入。しかし、試合開始からわずか1分20秒、ロッタンの強烈な左フックが炸裂し、武尊はマットに沈んだ。
武尊がKO負けを喫したのは、2012年6月に京谷祐希にTKO負けして以来、約13年ぶり。これまで激戦をくぐり抜けてきた武尊だけに、この敗北はファンにとっても衝撃的なものとなった。
試合後、ロッタンは「武尊は素晴らしいファイターだが、今日は自分の方が強かった」とコメント。一方の武尊は「悔しいが、これが格闘技。まだ終わりじゃない」と語り、再起を誓った。
▪️野杁が王座奪取】タワンチャイとの激闘
コーメインイベントでは、フェザー級キックボクシング暫定王者決定戦が行われ、野杁正明が3ラウンド1分55秒でタワンチャイをTKO。持ち前の精密な打撃技術と圧力で試合を優位に進め、見事に暫定王者の座を手にした。
試合後、野杁は「このベルトは通過点。次は正規王者との統一戦を目指す」と力強く語った。
▪️その他の試合結果
- 若松佑弥がフライ級MMA世界王座を獲得!1R 3分39秒でアドリアーノ・モラエスをTKO。
- ジョナサン・ディベラがサムエーを判定3-0で下し、ストロー級キックボクシング暫定王座を獲得。
- 吉成名高がラックを3R 2分40秒KOで撃破。
- 青木真也がエドゥアルド・フォラヤンと四度目の対戦で1R 53秒の腕十字で仕留める。