木村ミノルの発言に関する訂正声明をキックボクシング団体RISEが 発表
▪️「本意でない内容が拡散」と説明
格闘技イベント「RISE」を運営する
RISEクリエーションは28日、
公式X(旧Twitter)を更新し、
格闘家・木村“フィリップ”ミノル(31=Battle-Box)の
発言について訂正する声明を発表した。
■ 木村ミノル、K-1会見に“電撃登場”し「K-1反乱軍」加入を表明
木村は27日、都内で開催されたK-1の記者会見に突如登場。K-1の宮田充プロデューサーに対して公然と異を唱え、「K-1反乱軍(仮)」への加入を宣言した。その場で「またK-1の舞台に復帰し、自分なりに大暴れしたい。やりたいことを見せるチャンスだと思った」と語り、大きな注目を集めた。
■ RISEが木村の発言に関する訂正声明を発表
RISEクリエーションは「木村“フィリップ”ミノル選手の発言について」と題した声明を発表。木村が記者会見の場で「RISE関係者に謝罪し、協力を申し出た。さらにRISE側からも試合の話があった」と述べたことに関し、事実関係を明確にした。
声明では、「木村選手が弊社を訪れ、試合キャンセルの謝罪を行ったことは事実」としつつも、「試合オファーについては、一定の自粛期間を経た後、本人の生活態度を慎重に見極めた上で協議する予定だった」と説明。加えて、一部の発言が「RISEの意図とは異なる形で切り取られ、SNSなどで拡散されたため、訂正する」と発表した。
■ 木村ミノルもXで反応「望んでいるわけではない」
RISEの声明を受け、木村は自身のXで「声明文を出すほどのこと? 記者の質問に対して、
話し合いの内容を前向きに伝えたつもりだった」とコメント。
また、「迷惑をかけてまでRISEさんでの試合を望んでいるわけではない」とも投稿した。
木村は昨年12月、大麻取締法違反(所持)の罪で
懲役6カ月・執行猶予3年の判決を受けた経緯がある。
このような状況の中で発せられた発言が波紋を呼び、
誤解を招く形で拡散されたことを踏まえ、
RISE側が早期の声明発表に踏み切ったことは、
適切な対応だったと言えるだろう。