“ジプシー・キング”は終わらない!! フューリーが再びリングへ 37歳、飽くなき闘争心で現役復帰表明

2026.1.5

【©️Tyson Fury】

ボクシング界屈指のカリスマが、再び世界を揺らす。
世界ヘビー級元統一王者のタイソン・フューリー(37=英国)が

4日、現役復帰を正式に表明した。

数々の引退と復帰を繰り返してきた“ジプシー・キング”だが、

その言葉には、なお燃え続ける闘争心と自信が満ちあふれている。


 

フューリーはこれまで2013年、17年、22年、そして昨年1月と、幾度となく引退を口にしてきた。しかし、そのたびにリングへ戻り、ヘビー級戦線の中心に返り咲いてきた。今回の復帰も、彼にとっては「例外」ではなく「必然」なのかもしれない。

昨年5月、無敗同士の頂上決戦でオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に判定負け。契約に基づく12月の再戦でも0-3の判定で連敗を喫し、一度はキャリアに終止符を打った。しかし、フューリーの心はリングから完全に離れることはなかった。

自身のインスタグラムでは、フューリーらしい率直な言葉で復帰を宣言。

「しばらく離れていたが、今戻ってきた。37歳になってもまだパンチは打てる。男の顔を殴って金をもらうこと以上に楽しいことはない」。衰えを語る声を一蹴するかのようなメッセージに、ファンの期待は一気に高まった。

“ジプシー・キング”の名を世界に知らしめたのは2015年。

絶対王者ウラジーミル・クリチコを破り、WBA、IBF、WBO、IBOの4団体統一を成し遂げた。その後も紆余曲折を経ながら、20年にはWBCヘビー級王座に就き、常に時代の中心に立ち続けてきた。

再び動き出したフューリーの時計。

37歳という年齢は、ヘビー級では決して“終わり”を意味しない。

勝敗を超えて、リングに立つだけで物語を生み出す男が、

再びどんな景色を見せてくれるのか。