NewJeans、グループ名なしで「Calvin Klein」広告に登場 – 改名騒動の影響か?
NewJeans、グループ名なしで「Calvin Klein」広告に登場 –
改名騒動の影響か?
K-POPグループNewJeansが改名を宣言した影響なのか、
最新の「Calvin Klein(カルバン・クライン)」の広告に
グループ名が使われていないことが話題となっている。
▪️NewJeansの名前が消えた広告
2月20日、「Calvin Klein」の公式チャンネルにNewJeansの新しい広告が公開された。彼女たちは昨年9月にブランドのグローバルアンバサダーに就任しており、新広告の登場は自然な流れだった。しかし、今回の広告では「NewJeans」というグループ名は使われず、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインという個々のメンバー名のみが記載されていた。
この背景には、NewJeansが「NJZ」への改名を宣言したことや、所属事務所ADOR(アドア)との契約問題が関係しているとみられる。
▪️「NJZ」改名宣言とADORの反発
NewJeansは2月7日に「NJZ」への改名を発表し、新グループ名で本格的な活動を開始する意向を示した。3月に開催される音楽フェス「ComplexCon Hong Kong」にも「NJZ」名義で出演予定となっている。
しかし、改名発表から3日後の2月10日、ADORは「公式グループ名はNewJeansであり、活動名としてNJZを使用しないように」とメディアに要請。
さらに、「専属契約の有効性に法的判断が下される前にメンバーが一方的に改名を決定したことは非常に遺憾」とコメントした。
この状況の中で、Calvin KleinがNewJeansともNJZとも表記せず、メンバー個人の名前のみを使用したことは、法的なトラブルを避ける意図があると推測される。
▪️続く法的争い – ADORとNewJeansの対立
NewJeansのメンバーたちは2023年11月、記者会見を開き、「ADORとの専属契約終了」を宣言。契約違反や是正要求の無視を理由に挙げ、「違約金や訴訟の責任はADORにある」と主張した。また、彼女たちはミン・ヒジン前ADOR代表と共に活動を続ける意向を示していた。
しかし、ADOR側は「専属契約は2029年7月31日まで有効」と反論し、2023年12月にソウル中央地裁に「専属契約有効確認訴訟」を提起。現在も法的な争いが続いている。
▪️HYBE側の圧力? NJZ側の主張
2月19日には、メンバーの両親が「NJZ PRチャンネル」で新たな主張を発表。投稿によると、「HYBEのバン・シヒョク議長がアメリカの関係者に直接電話をかけ、NJZの公演を中止するよう働きかけた」という。
これに対し、ADORは「NewJeansの香港公演の中止を求めた事実はなく、バン・シヒョク議長も関与していない」と反論。さらに、「主催者側には、正式なグループ名『NewJeans』を使用すること、そして専属契約に基づきADORを通じて公演を行うよう伝えた」と説明した。
▪️今後の展開は? 法的判断の行方
ADORがNewJeansメンバーに対して申し立てた広告契約の締結禁止仮処分審問は3月7日、専属契約有効確認訴訟の弁論は4月3日に予定されている。
改名を巡る混乱の中で、NewJeans(NJZ)の活動がどのように進んでいくのか!?