ドジャース山本由伸投手、圧巻の10奪三振!7回1失点の力投も勝利には届かず
2025.9.1
【©️Los Angeles Dodgers,】
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、31日(日本時間1日)のダイヤモンドバックス戦に先発登板し、7回4安打1失点、無四球、自己最多タイとなる10奪三振の快投を披露した。98球のうち70球がストライクという抜群の制球で、気迫あふれる投球を見せた。
初回から切れのある直球と多彩な変化球で打者を翻弄。四回に一度はタイムリーを許したものの、それ以降は立て直し、六回・七回も圧巻の投球。七回にはロックリアを空振り三振に仕留め、三打席連続三振を奪うなど、観客を沸かせた。
打線も初回に大谷翔平のヒットをきっかけに2点を先制。
四回には下位打線から追加点を奪い、山本を援護した。
しかし、3点リードの八回に救援左腕タナー・スコットが痛恨の3ランを浴び、山本投手に届くはずだった12勝目は幻に。
それでも、チームの連敗ストップを強く意識した右腕の投球内容は、シーズン終盤に向けて大きな手応えを残した。
7回を投げ切り納得の表情でマウンドを降りた山本投手。
勝ち星こそつかなかったが、堂々たる投球は投手ローテーションの一枚として存在感を示した。