宮迫博之がキックボクシングデビュー戦で奮闘も惜敗!

2025.2.11

お笑い芸人でユーチューバーの宮迫博之(54)が、

2025年2月11日、東京・大手町三井ホールで開催された

「RISE VOA -63kgトーナメント FINAL ROUND」にて、

キックボクシングデビューを果たした。

対戦相手は、同じく50代のPTA会長という異色の経歴を持つ

若林元樹(トイカツ道場)。

序盤は宮迫が攻勢、持ち味を発揮

試合開始直後、宮迫は果敢に前へ出た。前蹴りや右ローキックを繰り出し、さらにはバックハンドブローといった意表を突く攻撃で若林を牽制。持ち前の瞬発力と独特のリズムで相手を翻弄しようと試みた。観客からは「意外と動けている!」と驚きの声も上がり、場内は大いに盛り上がった。

しかし、ここで格闘技の厳しさが牙をむく。若林も負けじと前に出て、確実にパンチを当て始める。宮迫は懸命にディフェンスを試みるものの、次第に相手の攻撃に押され、距離を詰められる展開に。防戦一方となり、徐々に苦しい時間帯が続いた。

 

判定3-0で敗北も、健闘を称える声

試合は1ラウンド90秒×2ラウンドの短期決戦だったが、両者ともに持ち味を発揮する激しい攻防が繰り広げられた。最終的には判定3-0(20-19、20-18×2)で若林選手の勝利となったが、宮迫の奮闘ぶりには多くの観客が拍手を送った。

試合後、宮迫はインタビューで「想定していた攻撃じゃなかった。思いのほか来られたので一瞬パニクってしまった。やろうと思ったことは2割くらいしか出せなかった。悔しいなんてもんじゃない」と、悔しさをにじませた。一方で、「この歳でなんにでも挑戦する姿を見せたかった。すごく良い経験をさせてもらった。非常に楽しかった」と語り、格闘技への挑戦の意義を強調した。

 

今後の格闘技参戦は?

気になる今後の格闘技活動について宮迫は、「今のところはない。思いのほか怪我がつらかったので」と語り、現時点では再挑戦の予定はないことを明かした。しかし、今回の挑戦が多くのファンに勇気を与えたことは間違いなく、今後の活動にも引き続き注目が集まる。

54歳での異例の挑戦を終えた宮迫博之。リングを降りても、彼の新たな挑戦は続いていくのかもしれない——。

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