阿部監督「私の継投ミス」…船迫・中川が連続被弾で屈辱の４被弾

【©️中日ドラゴンズ】

 

東京ドームで行われた一戦で、中日ドラゴンズが巨人を相手に見事な逆転勝利を飾った。終盤の猛攻で４本塁打を放ち、２年ぶりとなる１試合４被弾を巨人に浴びせる鮮や

 

■終盤の集中打で鮮やか逆転

試合は五回に巨人の代打・リチャードが逆転の３ランを放ち、巨人ペースに見えたが、中日は持ち前の粘り強さを発揮。七回以降に劇的な反撃を見せた。

七回、先発から交代した船迫を攻め立て、山本が左翼席へ豪快なソロホームランを叩き込むと、その勢いで板山も右中間スタンドへ逆転２ランを放つ。船迫の安定した防御率をもってしても打ち崩す、中日の打線の勢いと集中力は圧巻だった。

さらに八回には中川が登板したものの、失策絡みでピンチを招き、

ボスラーに追加の２ラン。攻守にわたる執念のプレーで、巨人を突き放した。

 

■巨人 阿部監督も認めた中日の勝利

試合後、阿部巨人監督は「私の継投ミスでございます」と

継投策の誤りを認めるコメントを残すほど、中日の反撃は効果的だった。

２年ぶりに１試合４本塁打を放ち、見事に逆転勝利を飾った中日は、

粘り強い攻撃と隙をつく守備で、チームの強さを改めて示した。

連勝街道を駆ける中日の勢いは、これからも続きそうだ。