フジテレビの緊急会見中継が高視聴率13.1%記録!!
フジテレビの緊急会見中継が高視聴率を記録!!
中居正広氏トラブル報道への注目度の高さ
中居正広氏(52)をめぐる女性トラブルに、
フジテレビの社員が関与していたと報じられた件について、
同局が1月27日に行った記者会見の模様を中継した「Live News イット!」が高視聴率を記録したことが、28日にビデオリサーチの調査で明らかになった。
この異例の対応により、フジテレビはプライムタイムの番組編成を変更し、
社会的関心の高いテーマを重点的に扱ったことで、視聴者の注目を集めた。
▪️番組別の視聴率詳細
フジテレビ系列の報道番組「Live News イット!」では、
午後3時45分からの第1部(65分間)が平均世帯視聴率7.5%、
個人視聴率3.8%を記録。
続く午後4時50分からの第2部(58分間)はさらに数字を伸ばし、
平均世帯視聴率11.9%、個人視聴率6.2%に達した。
その後、午後5時48分から72分間放送された第3部では、
平均世帯視聴率が12.6%、
個人視聴率が6.8%に上昇。
同日午後7時から緊急特番として放送された
「フジテレビ経営陣会見」(180分間)は、
平均世帯視聴率13.1%、個人視聴率7.5%という高い数字を記録。
これらの視聴率は、
関東地区におけるもので、
特にゴールデンタイム以降の視聴率の上昇は、
事件に対する視聴者の関心の高さを反映している。
▪️プライムタイムの番組編成に異例の変更
当日の会見中継により、通常放送されるはずだった
午後7時からの「ネプリーグ2時間SP」、
午後9時からのドラマ「119エマージェンシーコール」、
午後10時からのドラマ「秘密 鏡の中に生きる私」などが休止。
これほどの大幅な編成変更は異例であり、事件の重大性を物語った。
また、会見は深夜にわたり、放送時間が10時間を超える長丁場となったのも異例。この中でフジテレビは、嘉納修治会長と港浩一社長の辞任を発表。
同時に、新たにフジ・メディア・ホールディングスの
清水賢治専務取締役(64)が社長に就任することが報じらた。
▪️社会的背景と視聴者の反応
今回の記者会見は、
メディアと芸能界の関係性を問う重大な局面となったとも言える。
視聴率が高かったことからも、
視聴者がこの問題に対して非常に関心を寄せていることは明確。
特に、企業の信頼性やガバナンスに対する疑問が高まる中、
フジテレビがどのように対応するかが注目された。
専門家の中には、
同局が迅速かつ透明性をもって情報を公開したことを
評価する声がある一方で、
10時間に及ぶ会見の長さに対して疑問を呈する意見もある。
▪️今後の展開と課題
今回の視聴率データは、現段階では午後10時までの速報値であり、
深夜帯の詳細な数字は後日公表される見込み。
フジテレビとしては、今後も一連の対応において透明性を確保し、
視聴者の信頼を取り戻すことが最大の課題である。
視聴者の声をどのように受け止め、
報道機関としての役割を果たしていくのかが、同局にとって試金石となる。
【文:高須基一朗】