ドジャース、劇的サヨナラで5連勝 ウィル・スミスが決着弾!大谷は惜しくも無安打

2025.6.19

【©️Los Angeles Dodgers, 】

ナ・リーグ西地区の強豪・ドジャースが、またしても本拠地のファンを熱狂させた。18日(日本時間19日)に行われたパドレスとの第3戦は、ウィル・スミス捕手が9回裏に放った劇的なサヨナラ本塁打で4―3の勝利。これでチームは5連勝と波に乗っている。

 

この日、「1番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平は4打数無安打、1三振。それでも、その一打ごとにスタンドは沸いた。

初回の第1打席では左中間へ鋭い打球を飛ばすも、飛距離約110.6メートルの大飛球は中堅手のグラブに収まりアウト。続く第2打席でも、内角高めの速球を中堅後方へ運び、今度は119メートルに達する大飛球を放ったが、またもフェンス手前でキャッチされた。打球内容は良好だったものの、あと一伸びが足りなかった。

5回の第3打席では三ゴロ併殺打。そして7回には2死満塁の絶好機で打席に立ったが、左腕ペラルタの前に空振り三振。勝負どころで快音を響かせることはできず、球場は期待から一転してため息に包まれた。

これで大谷は今季2度目の2試合連続ノーヒット。打率は.292まで下がった。それでも、相手にプレッシャーをかけ続けるその存在感は健在だ。

試合を決めたのは、背番号16、ウィル・スミス。9回裏、同点の場面で右中間スタンドへ運んだ一発は今季第8号。本拠地ドジャース・スタジアムが揺れるほどの歓喜に包まれた。宿敵パドレスとの4連戦を2勝1敗とし、カード勝ち越しも決定。