伊東純也選手、ベルギーの“愛するホーム”ヘンクへ電撃帰還!背番号「10」で再び頂点を狙う

2025.8.10

【©️Koninklijk Racing Club Genk】

ベルギー1部リーグの名門ヘンクが、クラブの歴史を彩ったスピードスターを再び呼び戻した。8月9日、同クラブは日本代表FW伊東純也(32)の完全移籍加入を正式発表。

契約期間は3年、背番号はエースナンバー「10」。移籍金は約280万ユーロ(約4億8000万円)とされ、まさに“本気の呼び戻し”だ。

伊東は2019年から2022年までの3年半、ヘンクの右サイドを切り裂き続け、リーグ優勝や国内カップ制覇にも貢献。

その後フランスのスタッド・ランスへ移籍し、公式戦106試合で13得点と結果を残した。

しかし昨季、クラブの2部降格が決定。

欧州各国から関心が寄せられる中、彼が選んだのは―古巣への帰還だった。

「まるで家に帰ってきたような気持ちです」
そう語る表情には迷いはない。
「以前ここで過ごした日々はキャリア最高の瞬間でした。クラブからのオファーを聞いた瞬間、即決しました。このユニフォームのために、全力を尽くします」

復帰発表に合わせ、ヘンクは伊東選手を主人公に描いたオリジナル漫画まで制作し、ファンとともに大歓迎ムード。

スタジアムが再び“イトウ・コール”で揺れる日は近い。

昨季、レギュラーシーズンを首位で折り返しながら、優勝を逃したヘンク。2年目を迎えるトルステン・フィンク監督の下、今季は開幕2試合で1分け1敗と出遅れているが、背番号10の帰還はチームにとって最大級の起爆剤となるだろう。