水泳の池江璃花子選手、決勝進出ならず―未来への糧となる50mバタフライ準決勝
2025.8.2
【©️テレビ朝日】
8月1日、シンガポールで行われている世界選手権女子50メートルバタフライ準決勝で、池江璃花子(25=横浜ゴム)は25秒67を記録し、全体11位で決勝進出を逃した。
予選では25秒63と全体7位の好位置につけ、メダルへの期待が高まっていた。準決勝は2組6レーンからスタート。中盤の加速で追い上げを見せたが、ゴール前のわずかな差で順位を落とし、同組5着に。決勝進出圏内の上位8人にはわずかに届かなかった。
池江は今大会前、「タッチの勝負になる短距離は、最後まで集中力を切らさず挑みたい。メダル獲得で自信をつけ、2028年ロサンゼルス五輪につなげたい」と意気込みを語っていた。しかし結果は100メートルに続く準決勝敗退で、個人種目での戦いを終える形となった。
また、日本勢の平井も25秒63で全体9位。
決勝ラインまでわずか0秒01差という僅差で涙をのんだ。
今回の敗戦は、池江にとって悔しさの残る一戦となった。