メッシとアルバ、MLSオールスターゲーム欠場で1試合出場停止処分に
2025.7.26
【©️Club Internacional de Fútbol Miami】
メジャーリーグ・サッカー(MLS)は25日、インテル・マイアミに所属するリオネル・メッシとジョルディ・アルバに対し、1試合の出場停止処分を科したと発表した。両選手は、事前のリーグ承認なしにMLSオールスターゲームを欠場したことが理由とされる。
メッシとアルバは、現地時間7月23日にテキサス州オースティンで開催されたMLSオールスターゲームに選出されていたが、出場を辞退。
試合はMLSオールスターズがリーガMXオールスターズを3-1で下す結果となったが、両名の姿はピッチに見られなかった。
MLSは声明の中で、「リーグの規則により、正当な理由なくオールスターゲームを欠場した選手は、次節のクラブ公式戦に出場できない」と説明。これにより、メッシとアルバは26日に予定されているFCシンシナティ戦を欠場することになる。
MLSのドン・ガーバー・コミッショナーは、「非常に難しい決定だった」としつつも、「規則は長年にわたり運用されてきたものであり、例外を認めることはできない」とコメント。「メッシほどMLSに貢献している選手はいない。彼の献身と影響力は高く評価しているが、リーグとしては一貫性のある対応が求められる」と語った。
2023年夏にMLSへ加入したメッシは、間もなくリーグ在籍2年を迎える。
これまでインテル・マイアミの主将として多くの話題を集めてきただけに、今回の処分はクラブとリーグ双方にとって難しい判断となったようだ。