ルーキー旋風がサマーリーグを席巻!ホーネッツが悲願の初優勝、ドラフト4位・カニップルが英雄に
【©️Charlotte Hornets】
NBAの未来が交錯する「NBA 2K26 サマーリーグ」がついにクライマックスを迎え、シャーロット・ホーネッツが歴史に残る金字塔を打ち立てた。7月21日(現地時間)、ラスベガスのトーマス&マック・センターで行われたチャンピオンシップゲームで、ホーネッツはサクラメント・キングスとの激闘を83−78で制し、球団史上初となるサマーリーグ王座に輝いた。
▪️王者誕生─19歳の“新星”が頂点に導く
熱気渦巻く会場で、その中心にいたのは、ホーネッツが今年のNBAドラフト1巡目4位で指名した大型新人、コン・カニップルだ。19歳のルーキーは、勝負を決する最終戦でゲーム最多の21得点に加え、5リバウンド、2アシストを記録し、堂々のチャンピオンシップゲームMVPを獲得。開幕戦ではわずか5得点に沈んだものの、その後の4試合で平均18.3得点と爆発的な成長を遂げ、チームを頂点へと押し上げた。
ホーネッツにとって、これは単なる一勝ではない。長らく低迷を続けてきたフランチャイズにとって、若き才能が生み出したこの「初の戴冠」は、未来への希望を象徴する歴史的一歩となった。
▪️若手の奮闘がチームを鼓舞
カニップルの大活躍に呼応するかのように、他の若手選手たちも気迫を爆発させた。新人ライアン・コークブレンナーが15得点・9リバウンドとインサイドで存在感を見せつければ、KJ・シンプソンも11得点・7リバウンド・5アシストと攻守にわたり躍動。さらにジェイレン・シムズとDJ・ロッドマンもそれぞれ11得点を挙げ、総力戦で歴史的快挙を支えた。
一方、過去に2014年と2021年にサマーリーグ制覇を経験している“強豪”キングスは、決勝の舞台でまさかの敗北。アイザック・ジョーンズが24得点・11リバウンドのダブルダブルで気を吐き、デビン・カーターも13得点・7アシスト・2ブロックと奮戦。新人ニーク・クリフォードも10得点・8リバウンドと地力を見せたが、勝利の女神は最後までホーネッツに微笑んだ。