ASKAさん、魂の「YAH YAH YAH」熱唱 20年ぶりTV歌唱に喝采の嵐
2025.7.10
【©️TV TOKYO】
シンガーソングライター・ASKAさん(67)が、まさに“音楽の神髄”を体現した。
9日放送のテレビ東京系「テレ東音楽祭2025~夏~」(後5:30)に出演し、国民的ヒットナンバー「YAH YAH YAH」を約20年ぶりにテレビで披露。その唯一無二の歌声と表現力に、視聴者からは称賛と感動の声が相次いだ。
◆再び鳴り響いた名曲、20年の時を越えて
テレビでこの名曲を歌唱するのは実に約20年ぶり。「封印していたということではないんですけど、今歌わせていただくのが面白いかなと思って」と、ステージ前のコメントで笑顔を見せたASKAさん。しかし、その背中には、長年第一線で音楽を生きてきた男の覚悟と誇りがにじんでいた。
いざ楽曲が始まると、代名詞ともいえる拳の突き上げとともに、ASKAさんの声が空気を震わせる。全盛期を彷彿とさせるどころか、今なお進化を続けるような“生の迫力”に、視聴者はただ圧倒された。
◆名曲「YAH YAH YAH」、いまなお生き続ける時代のアンセム
1993年にリリースされた「YAH YAH YAH」は、ドラマ「振り返れば奴がいる」の主題歌としても記憶され、爆発的ヒットを記録。熱く、まっすぐなメッセージと、心を揺さぶるメロディーは、時代を超えて多くの人の心に刻まれている。
そして今、その楽曲は、ASKAさん自身の生き様と重なるように、さらに深みを増して響いた。ただの懐メロではない。ASKAさんが今、改めてこの曲を選び、ステージで届けたことにこそ意味がある。
時を経ても色褪せない声と魂を携え、音楽で人々を奮い立たせる姿は、
まさに“日本の音楽界が誇るレジェンド”の証明だった。
【文:高須基一朗】