ロッチ中岡さん、芸人魂で“尻もち骨折”も笑顔!「何の後悔もございません」

2025.7.8

「イッテQ!」ベトナムロケで全身全霊の挑戦

【©Nippon Television Network Corporation】

お笑いコンビ・ロッチの中岡創一(47)が、日テレ系の人気バラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』のロケ中にケガを負ったことが7日、番組を通じて発表された。

 

撮影中に第2腰椎圧迫骨折の疑いがあると診断されたが、中岡は「何の後悔もございません」と前向きなコメントを発表。その芸人魂に、称賛の声が広がっている。

 

舞台はベトナム。番組名物企画「ロッチ中岡のQutube」にて、モーターボートを使った海外の人気動画の再現に挑んだ中岡。体を張ったアクションの末、お尻を強打するアクシデントが発生。すぐにロケは中断され、現地の病院で「第2腰椎圧迫骨折の疑い」と診断された。

日本テレビは「中岡さんをはじめ関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。今後は安全対策をより一層徹底してまいります」と謝罪。一方で、番組の真髄ともいえる「挑戦と笑い」を支える芸人の覚悟を、改めて浮き彫りにする一件となった。

中岡は22年にも同企画で右足を骨折しており、今回が2度目の大ケガ。それでもなお、彼の“笑いに命を懸ける姿勢”は揺るがない。

「年齢も年齢ですので、体の張り方も考えねばとは思いつつも、たくさんの方々に『バカだなぁ』と笑ってもらいたいという気持ちは、これからも変わらず持ち続けていきます」

そう語る中岡は、自身のケガさえも笑いに変える“職人芸”を見せた。そして何より心を打つのは、この言葉だ。

「私にとって、本気になって夢中で挑める番組があることは何にも代えがたい幸せなこと。そんな番組でケガをしたことに、何の後悔もございません」

この言葉に、芸人としての矜持が詰まっている。

療養期間は数カ月に及ぶ見込みだが、「強い阪神のおかげで心は癒されています」と笑いも忘れない中岡。最後は「これからご迷惑をかけるワイフに、たくさん甘えたいと思います」と、ちゃめっ気たっぷりの“中岡節”で締めた。