米津玄師、新曲「IRIS OUT」で劇場版『チェンソーマン レゼ篇』主題歌を担当 Anime Expoで予告映像初公開
【© 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト © 藤本タツキ/集英社】
最大級のアニメイベント「Anime Expo 2025」が3日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのコンベンションセンターで開幕した。初日の公式プログラムとして、アニメーション制作会社MAPPAによるパネルステージが実施され、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌を米津玄師が担当することが明らかになった。新曲のタイトルは「IRIS OUT」で、主題歌入りの最新予告映像も同時に初披露された。
米津が『チェンソーマン』シリーズに楽曲を提供するのは、2022年にテレビアニメ版のオープニングテーマ「KICK BACK」を手がけて以来、2度目となる。「KICK BACK」は米国レコード協会(RIAA)によりゴールド認定を受け、日本語詞の楽曲としては史上初の快挙を達成。
世界的な評価を得たコラボレーションの再演となる。
米津はコメントで「テレビアニメに続いて劇場版にも関わることができ、光栄の限りです。原作のレゼが登場するシーンを日々見返しながら制作しました」と語った。
『チェンソーマン』は藤本タツキ氏による漫画作品で、シリーズ累計発行部数は3000万部を突破。現在も「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中である。藤本氏はこれまでに『ファイアパンチ』『ルックバック』『さよなら絵梨』などでも高い評価を受けており、独自の作風と表現力が国際的にも注目されている。
劇場版『レゼ篇』は、テレビアニメの最終話から続くエピソードとして制作された新作で、主人公・デンジと謎めいた少女・レゼとの出会いを起点に、物語は一層深みと緊張感を増す。劇中では、MAPPA制作による高密度なアクションシーンと情感豊かな演出が展開される。
本作は2025年9月19日に日本で公開され、以降50以上の国と地域で順次公開予定。