TOKIO、結成31年でグループ解散を発表 コンプライアンス問題を受け決断
2025.6.25
【© STARTO ENTERTAINMENT, Inc】
6月25日、株式会社TOKIOは公式サイトを通じて、グループ「TOKIO」の解散を発表した。1994年のCDデビュー以来、長きにわたって日本の音楽・テレビ界をけん引してきた国民的グループが、31年の活動に終止符を打つ形となった。
同社の発表によると、今回の解散はメンバー間の協議の末に決定されたもので、背景にはメンバーの一人・国分太一によるコンプライアンス違反があるとされる。20日には、国分が無期限で活動を休止することが公表されていた。
「このような状態になった以上、グループとして再び信頼を得て応援いただくことは難しいと判断し、活動に区切りをつけることといたしました」と、公式声明では解散の理由が説明されている。
国分の問題については具体的な内容は明かされていないが、同社代表でもある城島茂は「コンプライアンス違反が判明いたしました」と述べ、謝罪。国分は現在、出演していたテレビ・ラジオの全レギュラー番組からも姿を消している。
グループは、これまで応援してきたファンや関係者、支援してきたスポンサー、そして福島県など地域とのつながりにも感謝を述べた上で、「それぞれが自分自身と向き合い、今後の道を模索していく」としている。
TOKIOは1994年にCDデビュー。音楽活動にとどまらず、バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』などで高い人気を博し、”農業アイドル”の先駆けとしても知られる存在だった。長年にわたりメンバーの脱退や再編を乗り越えて活動を続けてきたが、今回の解散は多くのファンにとって突然の出来事となった。
今後の各メンバーの活動方針や進退については未定とされている