アナ・デ・アルマス主演『バレリーナ』、8.22日本公開決定

2025.5.26

キアヌ・リーヴスと10年ぶりの共演。

「この作品は私にとってキャリアの突破口だった」

【©️LIONS GATE】

 

かつて“復讐の伝道師”ジョン・ウィックの怒涛の闘いが観客の心を鷲掴みにしたあの世界が、いま再び新たな息吹を吹き込まれる。『ジョン・ウィック』ユニバースのスピンオフ最新作――『バレリーナ:The World of John Wick』が、8月22日に日本公開決定。主演は『ブロンド』『ナイブズ・アウト』などで存在感を放ち続けるアナ・デ・アルマス。舞台は闇の世界、そして物語の中心に立つのは、一人の「復讐の女神」だ。

▪️ロンドンで華やかに開催されたワールドプレミア

ロンドン・レスター・スクエア。現地時間5月22日(日本時間23日)、会場はネオンピンクとセルリアンブルーに染まり、レッドカーペットならぬブラックカーペットが敷かれた非日常の空間。集まったのは、世界中の熱狂的ファンと報道陣、そしてキャスト陣だ。

姿を現したのは、主演のアナ・デ・アルマス、シリーズの顔であるキアヌ・リーヴス、そして『ウォーキング・デッド』のノーマン・リーダス。監督には『ダイ・ハード4.0』で知られるレン・ワイズマン、製作にはシリーズの生みの親チャド・スタエルスキ。祝福と期待に包まれた熱狂のプレミアとなった。

▪️アナ・デ・アルマスが語る「復讐」と「誇り」

父の仇を討つため、闇に舞い戻る女・イヴを演じたアナは、喜びを隠さない。

「ずっとこのシリーズに関わりたいと思っていたの。力強く、美しく、そして容赦ない女性像を演じる機会を与えられたことが、本当に誇らしいわ」

そして、約10年前――映画『ノック・ノック』で英語も不自由な時期にキアヌ・リーヴスと共演した経験を、こう振り返る。

「彼との共演は私にとってキャリアの転機でした。まさかまた彼と、こうしてプレミアの舞台に立つなんて……夢のようよ。今回の撮影では、身体中に痣ができるほど過酷だったけど、彼は常に私を支えてくれたわ」

▪️キアヌが語る、シリーズの魂

ジョン・ウィックを5度目に演じるキアヌ・リーヴス。作品について問われると、静かに、そして確かな口調で語った。

「『ジョン・ウィック』とは、友情と絆の結晶。僕の人生にとってかけがえのない役だよ」

そして、アナへの信頼も惜しまない。

「彼女がこの役に注いだ情熱が、作品を本物にしてくれた。彼女が楽しんでいたのが何よりだったよ」

▪️ノーマン・リーダスの“闇のジョーク”

謎の暗殺組織の鍵を握る男・パインを演じたノーマン・リーダスは、独特のユーモアでファンを沸かせた。

「こんな血まみれで、野蛮で、人を刺す役に慣れてる俺にとって、このシリーズに参加するのは“自然な進化”ってやつだろ?」

大の『ジョン・ウィック』ファンとして知られるノーマンは、「もう100万回見たけど、またもっと好きになったよ!」と豪語した。

▪️監督が明かす「美学と感情」のバランス

今回メガホンを取ったレン・ワイズマンは、

アクションだけでなく「感情のトーン」にこだわったという。

「アクションがすべてじゃない。たとえば、ある場面ではウィンク一つで場の空気が和らぐ。でも、すべてを感情に委ねるシーンでは、その一瞬さえも排除する。それがこの世界観を成立させる鍵だった」

特にこだわったのが、手りゅう弾を使った戦闘シーン。

「最初に構想したシーンだったんだ」と、並々ならぬ熱量がうかがえる。

シリーズの“未来”を切り拓く『バレリーナ』

チャド・スタエルスキは、新たなヒロインを迎えた今作をこう締めくくる。

「アナはこのシリーズに、新たな強さと、そしてユーモアをもたらしてくれた。彼女と共に物語を拡張できたことは、この上ない喜びだったよ」

この日のプレミアには、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』で圧倒的存在感を放ったドニー・イェンやペドロ・パスカルも来場。まさに、”ウィック・ユニバース”の集大成のような一夜となった。

『バレリーナ:The World of John Wick』

8月22日、全国ロードショー。