前K-1王者・軍司泰斗選手がKNOCK OUTへ移籍!! 

2025.5.13

前K-1王者・軍司泰斗がKNOCK OUTに移籍 

ヒジ打ち解禁で「第2章はOFG(オープン・フィンガー・グローブ)ムエタイ」

【©️KNOCK OUT配信YouTube会見ライブより】

 

元K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(26)が、新たな戦いの舞台として立ち技格闘技イベント「KNOCK OUT」への参戦を発表した。13日に都内で行われた記者会見で、6月22日に国立代々木競技場第二体育館で開催される『THE KNOCK OUT』に出場することが正式に決定。K-1との契約満了後、初の試合となる。

 

軍司が出場するのは、ヒジ打ちが認められる「KNOCK OUT-REDルール(オープンフィンガーグローブ使用)」で、対戦相手は元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者のペットルンルアン・ソーチャールワン(25=タイ)。契約体重は59キロで、3分3回・延長1回の一戦となる。

軍司はこれまで、つかみ・ヒジ打ち禁止のK-1ルールでキャリアを築き、2023年にはK-1フェザー級の王座を獲得。テクニカルな打撃とコンビネーションで名を馳せてきたが、今回の参戦にあたり、自ら「OFG(オープンフィンガーグローブ)でのムエタイルールで戦いたい」とKNOCK OUT側に要望。自身の“第2章”をヒジありルールで始めることを明言した。

「K-1を離れて、これからはOFGムエタイが僕の新しいスタイルになる。元ラジャ王者という強豪をあててくれたことに感謝している。しっかり倒して、次につなげたい」
― 軍司泰斗

現在、軍司はK-1との契約は終了しているが、所属ジムとの契約は継続中のため、完全なフリーエージェントとはなっていない。ただし、ジムとの契約が終了次第、かねてから希望していたONE Championshipでのムエタイ参戦も視野に入れているという。