RIZINの舞台でK-1 朝久泰央選手が衝撃のKO勝利! 他団体で王者の実力を証明 “越境参戦”に一つの答え
【©️RIZIN FF】
格闘技イベント「RIZIN LANDMARK13」(4月12日、福岡・マリンメッセ福岡)へ継続参戦していたK-1スーパーライト級王者・朝久泰央選手(28)が、タイの強豪シンパヤック・ハマジム(30)と対戦。結果は、わずか1ラウンドでのKO決着。内容、インパクトともに“圧勝”と呼ぶにふさわしい一戦だった。
試合は開始直後から朝久選手が主導権を握る。鋭いローキックに加え、パンチ、さらにはバックブローまで織り交ぜた多彩な攻撃で、相手に反撃の糸口を与えない。距離とリズムを完全に支配した展開は、王者としての完成度の高さを感じさせた。
そして決定的な場面は、試合開始から2分を待たずして訪れる。右のボディブローがシンパヤックの腹部を正確に射抜くと、相手は一瞬の間を置いてから苦悶の表情を浮かべ、そのまま崩れ落ちた。立ち上がることはできず、試合はそのままKOで決着。内臓にダメージを与える、いわゆる“効かせる一撃”だった。
このフィニッシュには、配信解説を務めた高阪剛氏も思わず「内臓に深く入った」と言及。単なる打撃のヒットではなく、ダメージの質そのものが勝敗を分けたことを示唆した。 試合後、朝久選手は「本来は蹴りで仕留めたかったが、相手の強さもありパンチでの決着になった」と振り返りつつも、内容には確かな手応えをにじませた。
さらに注目すべきは、その立場である。
K-1の現役王者としてRIZINに参戦した今回の一戦は、いわば“団体の垣根を越えたK-選手としての強さを示すものだった。
朝久選手自身も「さまざまな意見がある中で、この舞台に送り出してくれたK-1、そして試合を組んでくれたRIZIN関係者に感謝したい」と語り、両団体への敬意を示した。
今後については「K-1の王者として再び主戦場に戻る」としながらも、「またRIZINで見たいと思ってもらえればうれしい」と再参戦にも含みを持たせた。

