チームの“顔” 大谷翔平選手が侍ジャパン合流 WBC連覇へ名古屋で本格始動 壮行試合は大会規定で出場せず

2026.2.27

【©️SAMURAI JAPAN】

米大リーグ・ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が26日、名古屋市のバンテリンドーム ナゴヤに到着し、野球日本代表「侍ジャパン」に合流した。3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、全体練習に参加し、チームは連覇へ向けた準備を本格化させる。

一方、27日、28日に同球場で行われる中日ドラゴンズとの壮行試合については、大会関連規定により出場できない。


 

■壮行試合に出場できない理由とは

WBCでは、出場選手は大会事務局に正式登録された「最終ロースター」の選手に限られ、登録前の対外試合についても出場可否に一定の制限が設けられている。特に、メジャーリーグ所属選手については、所属球団との合意事項や保険適用の範囲が厳格に定められており、大会主催者および球団の承認を得た公式強化試合以外への出場は認められないケースがある。

今回の中日との壮行試合は、WBC本大会とは別枠の強化試合扱いであり、登録手続きおよび保険適用が完了していない段階のMLB所属選手は出場できない運用となっている。大谷選手もこれに該当し、チームには帯同するものの、実戦出場は見送られる。

これは特定選手への特例ではなく、過去大会でも同様の運用がなされてきたルールに基づく措置だ。コンディション管理と契約上のリスク回避を最優先する国際大会特有の枠組みといえる。

 

■二刀流調整は順調 本番へ照準

大谷選手は米アリゾナ州グレンデールでのキャンプで“投打二刀流”の調整を重ね、打者として4度、投手として2度のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。現地時間22日にキャンプを打ち上げ、日本時間24日にチャーター機で帰国していた。

2023年大会直前の壮行試合でも、その一挙手一投足が大きな話題となった。

今回、試合出場こそないが、“ショータイム”の本番はあくまでWBCの舞台。

連覇を目指す侍ジャパンにとって、大谷選手の健康状態と起用法は大会の行方を左右する最大の焦点となる。