大沢たかおさん 格闘技イベントPRIDE創成期の“キーパーソン”に『スマッシング・マシーン』で榊原信行氏を熱演 布袋寅泰さんは本人役で登場

2026.2.27

俳優の大沢たかおさん(57)が、米映画『スマッシング・マシーン』(5月15日公開)に出演していることが26日、分かった。総合格闘技イベント「PRIDE」創成期を舞台に、“霊長類ヒト科最強”と称された伝説の格闘家マーク・ケアーの栄光と転落を描く実話ベースの作品で、大沢はPRIDE主催者として辣腕を振るった榊原信行氏を演じている。


 

本作は、1997年から2000年にかけてPRIDEのリングで暴れ回ったケアーの知られざる内面に迫るヒューマンドラマ。

絶頂期にあった彼が、2000年5月1日、東京ドームで開催された大会で藤田和之選手に判定負けを喫し、14戦目で初黒星を経験。

その敗北が人生に落とした“影”を軸に物語は展開する。

主人公マーク・ケアーを演じるのは、元プロレスラー“ザ・ロック”として世界的人気を誇り、現在はハリウッドのトップスターとして君臨するドウェイン・ジョンソン(53)。2002年に米HBOで放送された同名ドキュメンタリーに衝撃を受け、自ら映画化権の取得に動いたという。

主演だけでなくプロデューサーも兼任し、長年温めてきた企画を結実させた。

ケアーの恋人ドーン役には、映画『オッペンハイマー』で米アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた実力派、エミリー・ブラント(43)が名を連ねる。ジョンソンとは『ジャングル・クルーズ』以来2度目の共演となり、スクリーン上で再びタッグを組む。

日本勢の存在感も際立つ。ケアーと対峙するエンセン井上氏の役所をを、北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧選手(39)選手が演じる。

PRIDE会見で進行・通訳を務める女性を光浦靖子さん(54)が演じるほか、2000年のPRIDE開幕戦で会場を熱狂させたギタリストの布袋寅泰さん(64)が本人役での出演を果たしている。

メガホンを取ったのは、俳優としても活躍するベニー・サフディ監督(40)。

兄ジョシュとの共同監督作『グッド・タイム』『アンカット・ダイヤモンド』で高い評価を得た俊英で、本作が長編単独監督デビュー作となる。2025年にはベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞し、国際的な注目を集めた期待の監督の1人として名を馳せている。

PRIDEという一時代を築いた格闘技イベントの熱狂、

そして栄光の裏にあった人間の葛藤。華やかなリングの光と、敗北がもたらす静かな闇。そのコントラストを、日米の実力派キャストがどう描き出すのか・・・格闘技ファン必見の一作と期待されている。