ボクシング “世紀の再戦”決定 フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ 9月19日ラスベガスで激突へ
【©️Netflix】
プロボクシング界に再び歴史的カードが浮上した。元世界5階級制覇王者のメイウェザー(米国)が、元世界6階級制覇王者のパッキャオ(フィリピン)との再戦を正式発表。試合は9月19日(日本時間20日)、米ネバダ州ラスベガスの最新鋭アリーナ「ザ・スフィア」で開催され、動画配信大手のNetflixが生中継を行う予定だ。
両者が拳を交えるのは2015年5月以来、約11年ぶり。
当時は“世紀の一戦”と銘打たれ、判定の末にメイウェザーが勝利を収めた。長らく待望論がくすぶっていた再戦が、ついに実現へと動き出した形だ。
▪️引退、復帰、そして再び交差する軌跡
メイウェザーは2017年、プロ通算50戦無敗のまま現役を引退。
その後はエキシビションマッチを中心にリングに上がってきた。
一方のパッキャオは2021年8月に世界王座から陥落後、
母国フィリピンでの大統領選出馬を理由にグローブを置いた。
しかし昨年7月、パッキャオが現役復帰。マリオ・バリオス(米国)と対戦し引き分け、健在ぶりを示した。さらに4月にはラスベガスで、元世界王者ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)とのエキシビション戦も予定されている。
メイウェザーも精力的に動いており、4月25日にコンゴ民主共和国で元統一ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)とのエキシビションを行う計画を明らかにしたばかりだ。
▪️エキシビションではなく“公式戦”の可能性
注目すべきは、今回の再戦が単なるエキシビションではなく、公式戦として実施される可能性が高い点だ。実現すれば、両者の戦績に直接反映される真剣勝負となる。
メイウェザーは無敗記録の継続、パッキャオは雪辱と歴史的勝利をかけてリングに立つことになる。年齢はそれぞれ49歳と47歳。それでもなお世界的な注目を集める背景には、両者が築いてきた実績とカリスマ性がある。
▪️“未来型アリーナ”でボクシング新時代へ
会場となるザ・スフィアは2023年にラスベガスのストリップ地区に開業した次世代型アリーナ。巨大LED外壁と没入型映像演出で知られ、格闘技ではUFCの開催実績はあるが、ボクシング興行は今回が初となる見通しだ。
もし正式決定となれば、メイウェザー-パッキャオ再戦が“スフィア初のボクシングイベント”という新たな歴史も刻むことになる。
11年前、記録的PPV売り上げを樹立した両雄の対決。
時を経て再び交差するレジェンドの拳は、どのような結末を迎えるのか。
ボクシング界最大級の話題が、再びラスベガスに戻ってくる。

