NBA-Gリーグ もはやエースの存在感 河村勇輝選手が19得点&12アシストの躍動 連日の“YUKI MAGIC”でチーム牽引

2026.2.22

【©️Windy City Bulls 】

シカゴ・ブルズと2WAY契約を結ぶ河村勇輝選手が、もはやエースと呼ぶにふさわしい存在感を放っている。現地時間2月21日、Gリーグで今季7試合目の先発出場を果たし、19得点、5リバウンド、そして両チーム最多の12アシスト。ダブルダブルの活躍で攻撃をけん引した。


 

ウィンディシティ・ブルズの司令塔として、前日に続いてラプターズ905とのホーム戦に臨んだ河村選手。開始14秒、鋭いドライブからのレイアップで先制点を奪うと、背面パスで豪快なダンクを演出するなど躍動する。第1クォーターだけで8アシストを供給し、チームは45得点の猛攻。試合の主導権を握った。

しかし、第2クォーターに入ると流れが一変。河村選手がベンチに下がった時間帯に追いつかれ、試合は振り出しへ。再投入後はターンアラウンドジャンパー、フリースロー、3ポイントで応戦したが、73-77と4点を追う展開で前半を終えた。

 

第3クォーター、再び河村選手が流れを引き寄せる。

ペイントアタックからのミドルショット、残り2分26秒には背面ノールックパスで会場を沸かせ、現地実況は思わず「YUKI MAGIC!」と絶叫。チームは43得点のビッグクォーターで再逆転に成功し、第4クォーター開始時点で116-108とリードを奪った。

だが終盤、再び試合はもつれる。

相手のエース、マック・マクラングが39得点の爆発を見せるなど反撃を受け、138-141で痛恨の逆転負け。

河村選手はラスト約7分半をコートで戦い抜いたものの、勝利には届かなかった。

 

それでも、36分16秒の出場で19得点(FG6/14、3P1/7、FT5/5)、12アシストという数字は、攻撃の中心が誰であったかを雄弁に物語る。4ターンオーバーや3ポイント成功率など課題は残したが、試合を支配する時間帯を作り出せる存在へと確実に進化している。

次戦は24日(日本時間25日)、ホームでのウィスコンシン・ハード戦。勝利こそ逃したものの、連日の“YUKI MAGIC”は確かなインパクトを残した。躍進を続ける若き司令塔が、次こそチームを白星へ導く。