ドジャース、衝撃の“15得点発進” 3連覇へ向け圧巻の初戦 大谷選手が口火、山本投手は課題と収穫

2026.2.22

【©️Los Angeles Dodgers 】

王者が、いきなり牙をむいた。

ワールドシリーズ連覇中のロサンゼルス・ドジャースが21日(日本時間22日)、アリゾナ州テンピで行われたオープン戦初戦でロサンゼルス・エンゼルスと対戦。打線が序盤から爆発し、15―2の大勝を飾った。3連覇を目指すシーズンの幕開けとして、これ以上ない“白星発進”となった。


 

試合開始直後から、主役が魅せた。

初回先頭で打席に立った大谷翔平選手は、かつての同僚ソリアーノの球を三塁線へ技ありの内野安打。シフトの逆を突く一打で出塁すると、瞬く間に三塁まで進塁し、キムの適時打で先制のホームを踏んだ。ベンチの空気が一気に熱を帯びる。初回から3点を奪い、王者の打線が目を覚ました。

援護を背に“開幕投手”を任された山本由伸投手も、初回は圧巻だった。

先頭ネトを94.7マイル(約152キロ)のシンカーで見逃し三振。

続くシャヌエルを二ゴロに打ち取り、モンカダは代名詞のスプリットで空振り三振。

三者凡退で完璧な立ち上がりを見せ、スタンドを沸かせた。

すると直後、打線がさらに爆発する。

テオスカー・ヘルナンデス、パヘスらの適時打などで一挙6得点。

2回までに大量点を奪い、試合の流れを決定づけた。

3回にも加点し、早々に2桁得点へ到達。

オープン戦とはいえ、破壊力は健在どころか、むしろ進化を感じさせる内容だった。

一方の山本投手は2回、味方の失策も絡んで失点。

ソレアに二塁打を許し、アデルの飛球を落球される不運もあった。

オハッピーに適時打を浴び、2死一、三塁となったところで降板。30球、3安打2失点(自責1)という内容だった。それでも「今年初めての試合だったので、感覚を確かめながらしっかり集中して入れた」と冷静に振り返り、収穫と課題の両面を口にした。

大谷選手は3打数1安打で途中交代。主力は早めにベンチへ退いたが、チームの勢いは止まらなかった。終わってみれば15得点の圧勝。

投打ともに主導権を握り続ける、王者の風格を示す一戦だった。