50戦無敗の“レジェンド”が再びリングへ フロイド・メイウェザー、3度目の引退から現役復帰を表明
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プロボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(48=米国)が、現役復帰することが20日(日本時間21日)に明らかになった。発表したのは米大手メディア企業のCSIスポーツ。今春に予定される元世界ヘビー級統一王者とのエキシビションマッチ終了後、同社と独占契約を結び、今夏にもプロ公式戦に臨む見通しだという。対戦相手などの詳細は、数週間以内に公表される予定だ。
メイウェザーはプロ通算50戦50勝(27KO)。無敗のままキャリアを終えた“パーフェクトレコード”は、近代ボクシング史における金字塔といえる。声明では「ボクシングというスポーツにおいて、まだまだ記録を樹立する力がある」と強調。「マイク・タイソンとの試合、そしてその後の公式戦まで、私のイベント以上に観客を集め、世界中の視聴者を獲得し、より大きな収益を生み出せるイベントは他にない」と自信をにじませた。
▪️タイソンとの“世紀の顔合わせ”が復帰ロードの号砲に
復帰への助走となるのが、元WBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者のマイク・タイソン(59=米国)とのエキシビションマッチだ。両者の対戦は昨年9月にCSIスポーツが発表しており、ボクシング界のみならず世界的な話題を呼んだ。
タイソンはプロ通算59戦50勝(44KO)7敗2無効試合。圧倒的破壊力で一時代を築いた“アイアン・マイク”と、技巧と戦略で無敗を貫いたメイウェザー。階級も全盛期も異なる両雄の顔合わせは、純粋な勝敗を超えたエンターテインメント性を帯びる。
▪️引退と復帰を重ねてきたカリスマ
メイウェザーは2015年に一度目の引退。2017年8月には米ラスベガスのTモバイル・アリーナで、総合格闘技団体UFCのスター、コナー・マクレガーと対戦し、10回TKO勝利を収めた。これが“2度目の復帰戦”であり、試合後に3度目の引退を表明した。その後はエキシビションマッチを中心に活動してきたが、公式戦への本格復帰は約9年ぶりとなる。

