加藤あいさんが20年の時を超え再びドコモへ 名物「ドコモダケ」CMが令和に復活
女優でタレントの加藤あいさん(43)が、約20年ぶりにNTTドコモのテレビCMに帰ってきた。新TVCM「ドコモダケふたたび」篇は2月20日より全国(一部地域を除く)で順次放映。2000年代初頭に話題を呼んだ“ドコモダケ×加藤あい”シリーズを、当時の制作陣が再結集して令和版として再構築したリバイバル作品だ。
▪️当時の世界観をそのままに、令和の家族像を重ねる
CMは、かつておなじみだった“記者会見”形式のシーンから幕を開ける。
構成や演出は約20年前をほぼ踏襲。
ノスタルジックな空気をまといながらも、いまの時代感に寄り添うアップデートが施されている。
新たに後輩記者役として杏花さん(26)が出演。
加藤さんとの軽妙な掛け合いが、世代をつなぐ象徴的な役割を果たす。
懐かしさに寄りかかるだけではなく、「あの頃」を知る世代と、
これからを担う若者世代を自然に結びつける構成だ。
今回のCMが訴求するのは、22歳以下を対象とした割引サービス「ドコモU22割」。かつてCMを見ていた若者たちが親世代となった現在を見据え、「人と人とのつながり」、そして「家族」という価値をテーマに据えた。若者本人だけでなく、その家族にとっても納得感のある選択肢であることを、会話劇の中でやわらかく提示する。
▪️「思わず声が出た」20年ぶりの再会
加藤にとってドコモCMは特別な存在だという。初出演は15~16歳の頃。
約8年間にわたり出演し、キャリア初期を支えた代表的な仕事のひとつでもある。
「今回のお話を伺ったときは、思わず声が出てしまうほどうれしく、涙が滲んでくるくらいでした」
そう振り返る言葉には、単なる“復帰”以上の感慨がにじむ。撮影現場では、20年ぶりに顔を合わせるスタッフも少なくなかったが、「久しぶりという感覚がないくらい、最初から和やかで楽しい現場でした」と語る。
再会を果たしたドコモダケについても、「何度もCMで一緒に過ごしてきた戦友のような存在」と笑顔を見せた。
▪️視聴者もまた、時を重ねている
印象的なのは、加藤自身が“親世代”になったという事実だ。かつて視聴者だった若者たちが親となり、今度は自分の子どもの通信環境を考える立場になっている。CMはその時間の積み重ねを前提に設計されている。
加藤さんは「撮影現場でも『あのCM覚えています』と声をかけていただくことがありました」と明かし、「懐かしい気持ちで楽しんでいただけたらうれしい」とコメント。さらに「いまは親という立場になったからこそ、その視点で今回の撮影に向き合いました」と語る。
かつてのヒットCMを単に再演するのではなく、時代と人生の歩みを織り込んだ今回のリバイバル。20年という時間を味方につけた新たな物語が、再びお茶の間に届く。

