大雪で決勝延期 日程未定に 村瀬心椛ら日本勢3人が決勝進出

2026.2.17

大会終盤に差しかかったミラノ・コルティナ冬季五輪で、天候が主役を奪った。第12日の17日、リビーニョで予定されていたスノーボード女子スロープスタイル(SS)決勝は、大雪の影響により延期が決定。新たな実施日程は発表されていない。

 

会場のリビーニョ・スノーパークは朝から断続的に雪が降り続き、視界不良とコースコンディションの悪化が懸念された。安全面を最優先した大会組織委員会は、競技続行は困難と判断した。


 

▪️予選は前倒し実施、日本勢は3人が突破

女子SSは当初、16日に男女予選を行う予定だったが、悪天候の予報を受けて15日に前倒しで開催された。難しいコンディションのなかで存在感を示したのが、ビッグエア(BA)との2冠を狙う21歳の村瀬心椛だ。完成度の高いランで84.93点をマークし、2位で決勝進出を決めた。

日本勢は層の厚さも光る。岩渕麗楽が4位、19歳の深田茉莉も7位で上位12人による決勝へ駒を進めた。メダル圏内をうかがう3人がそろってファイナルに進出しており、

延期は戦略面にも影響を与えそうだ。

 

▪️他競技にも影響、エアリアル予選も開始見合わせ

天候の影響はスノーボードにとどまらない。同日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパークで予定されていたフリースタイルスキー女子エアリアル予選も、開始予定時刻を過ぎてもスタートできない状況が続いた。日本からは五十嵐瑠奈が出場を予定している。

アルペンの山岳地帯で行われる今大会は、自然との戦いが避けられない。だが、コンディションの回復次第では一転して高速・高難度の勝負になる可能性もある。村瀬ら日本勢にとっては、仕切り直しの時間をどう味方につけるかが鍵となる。

決勝の日程は未定。