レブロン欠場が浮き彫りにした“勝率の分岐点”ドンチッチが孤軍奮闘も限界…レイカーズ、エース不在で痛恨の黒星
【©️Los Angeles Lakers 】
ロサンゼルス・レイカーズにとって、この敗戦は単なる1敗以上の意味を持つものとなった。1月8日(現地時間7日)、敵地フロスト・バンク・センターで行われたサンアントニオ・スパーズ戦。
レブロン・ジェームズを欠いたレイカーズは91-107で完敗し、
連勝は「3」でストップ。2026年に入って初黒星を喫した。
八村塁選手、オースティン・リーブスに加え、精神的支柱でもあるレブロンが欠場。ルカ・ドンチッチを軸に、マーカス・スマート、ジェイク・ラレイビア、ジャレッド・バンダービルト、ディアンドレ・エイトンを先発に据えた布陣で臨んだが、試合を通して“あと一歩”を埋め切る存在の不在が色濃く表れた。
前半はドンチッチが別格の存在感を示す。
第2クォーター序盤には自身の得点を起点に11-0のランを演出し、前半だけで22得点7リバウンド7アシスト。
だが、接戦を勝ち切る局面で流れを引き寄せる「一声」「一手」が足りない。
レブロン不在時のレイカーズが抱える構造的な課題が、静かに浮かび上がった。
後半も一時は2点差まで詰め寄ったものの、逆転には至らず。
残り2分50秒、ラレイビアの3ポイントを最後にオフェンスは沈黙。
終盤での判断力、相手の流れを断ち切るプレー、そして勝負どころでの得点力―それらすべてが、“レブロンがコートにいるか否か”で明確に分かれる現実を突きつけた。
ドンチッチは最終的に38得点10リバウンド10アシストのトリプルダブルと、
責任を一身に背負う圧巻の数字を残した。
しかし、それでも届かなかった勝利。
この結果は、いかにドンチッチが優れた才能であっても、
レブロンの存在が勝率に直結しているかを証明する試合となった。
41歳にして、なお、勝負所の嗅覚は健在のレブロンが、シーズンを通した負荷管理は不可欠だ。だが同時に、彼の出場日数が減るほど、レイカーズの勝率が下振れする未来も、もはや容易に想像できる。
プレーオフ進出、さらには上位シード争いを見据えるなら、レブロンの「欠場試合」がどれだけ増えるかは、順位表に直結する最大の変数となる。

