【フィギュア】アイスダンス紀平梨花選手、転向初年度に重なった試練 靱帯損傷と骨折を経て見据える“次の一歩”
フィギュアスケート界を代表する存在として注目を集めてきた
紀平梨花選手選手(23=トヨタ自動車)が、
表には出ていなかった昨季の苦闘を明かした。
紀平は1日、自身のSNSを更新し、
2024年に右膝の靱帯損傷と肋骨骨折という
2つの大きな負傷を負っていたことを報告した。
ファンの間で話題となっていた松葉づえ姿について、紀平選手は「2025年の投稿で松葉杖について心配していただきましたが、実はアイスダンスを始めてすぐのことでした」と説明。新たに挑戦を始めた直後、スピン練習中の転倒で右膝の靱帯を損傷し、その後、別のスピン練習中に肋骨を骨折していたという。
競技転向という大きな決断の裏で、身体には想像以上の負荷がかかっていた。
それでも現在は「どちらの怪我もほぼ治りました!」と回復を報告。
「今年は怪我しません!!!」と、前向きな言葉で締めくくった。
同日に内容を更新したインスタグラムでは、18枚の写真や動画を公開。
その中には松葉づえ姿も含まれており、「相変わらず山あり谷あり、大ピンチの連続でした」と率直な心境をつづった。
ハッシュタグには負傷の詳細とともに「#もう怪我しません」と添えられ、過去を整理し、次へ進む意思が示されている。
紀平選手はこれまで、グランプリファイナル、四大陸選手権、全日本選手権2連覇など、女子シングルで輝かしい実績を積み重ねてきた。
一方で度重なる負傷に悩まされ、22年北京五輪、26年ミラノ・コルティナ五輪出場を断念。その選択の先にあったのが、アイスダンスへの転向だった。
昨年、西山真瑚選手(23=オリエンタルバイオ)とのカップル結成を発表。
年末の全日本選手権では結成から間もないながら4位に入り、新たな可能性を示した。
華やかな実績の陰で積み重ねてきた試行錯誤と痛み。
紀平梨花選手はそれらを静かに受け止め、
再びリンクで輝かしい結果を求めて歩みを進めている。


