HKT48は12月22日、公式サイトを更新し、年内に予定していた劇場公演やイベントのスケジュールを変更すると発表した。対象となる公演は中止、延期、または配信限定での開催となり、ファンとの対面イベントは年内すべて見送られる。

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公式サイトでは「年内、予定しておりました以下の劇場公演およびイベント等に関しまして、諸般の事情を鑑み、変更させていただくこととなりました」と説明。続けて「度重なるご案内となり、ファンの皆さま、関係各所の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 

今回の対応は、今月14日に発生した事件を受けたもの。HKT48の劇場が入る福岡市中央区地行浜2丁目の商業施設で、40代の男性スタッフが男に刃物のようなもので切りつけられ負傷したほか、20代の女性も襲われ、2人が救急搬送された。同日午後6時から予定されていた「オンライン握手会」は中止となった。

福岡県警は翌15日、殺人未遂の疑いで無職の男を逮捕。事件後、HKT48は劇場公演の中止やクリスマス関連イベントへの出演辞退など、安全面を考慮した対応を続けてきた。

変更となる主なスケジュールは以下の通り

■12月24日（水）
チームKⅣ「ここにだって天使はいる」公演（クリスマス・イブ公演）
→ 配信限定公演に変更／劇場休館

■12月25日（木）
チームH「目撃者」公演（クリスマス公演）
→ 配信限定公演に変更／劇場休館

■12月26日（金）
HKT48 パーソナルヒストリーBOOK 発売記念ハイタッチ会
（HMV&BOOKS SHIBUYA）
→ 開催延期

■12月27日（土）～28日（日）
19thシングル『半袖天使』劇場盤発売記念 個別ハイタッチ会
（パシフィコ横浜 展示ホールA）
→ 開催延期（別途エントリー方法を案内予定）

■12月29日（月）
チームH「目撃者」公演
→ 公演中止

HKT48は今後について、公式サイトやSNSを通じて随時情報を発信するとしており、ファンや関係者への理解を求めている。