クーパー・フラッグが18歳でNBA新記録の42得点を樹立!伝説レブロン超えも白星は届かず
2025.12.16
【©️Dallas Mavericks】
NBAのダラス・マーベリックスは12月16日(日本時間同日)、
敵地デルタ・センターでユタ・ジャズと対戦し、延長の末に133―140で敗れた。
チームは黒星を喫したものの、ルーキーのクーパー・フラッグが
キャリアハイとなる42得点を叩き出し、18歳としてNBA史に名を刻む一夜となった。
アンソニー・デイビスを欠く中、フラッグは試合序盤から存在感を発揮。
前半だけで24得点、4リバウンド、4アシストを記録し、若きエースとして攻撃をけん引した。第3クォーター残り2分13秒には、PJ・ワシントンの3点プレーで試合最大となる10点リードを奪い、流れを完全に引き寄せたかに見えた。
しかし終盤、ジャズの反撃を受ける。
第4クォーター開始から約4分で同点に追いつかれると、残り3分6秒から0―11のランを許して形勢逆転。それでも土壇場でフラッグとマックス・クリスティーがフリースローを沈め、同点に追いついて試合はオーバータイムに突入した。
延長戦では攻撃が停滞。
フラッグのフリースロー2本とワシントンのダンクによる4得点にとどまり、最後は力尽きた。
敗戦の中でも、フラッグの個人成績は圧巻だった。
42得点に7リバウンド、6アシスト、2ブロック、1スティール。
18歳での42得点は、2003年にレブロン・ジェームズ(現レイカーズ)が記録した37得点を上回り、NBA史上最多となった。
さらに、19歳になる前の通算得点を「479」まで伸ばし、トレイシー・マグレディ氏(元ラプターズほか)を抜いて歴代3位に浮上。
10代で「40得点&5アシスト」を記録したのはNBA史上4人目で、
18歳で達成したのはフラッグが史上初という快挙も達成した。



