大谷翔平選手、来春WBC出場に意欲!ドジャースは「打者専念」を条件に容認か
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野球日本代表「侍ジャパン」が来春の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す中、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が出場への意欲を示していることが分かった。米大リーグ関係者や複数の米国メディアも報じており、「ドジャースは打者専念を条件に出場を容認する可能性が高い」との見方が浮上している。
▪️大谷翔平選手のWBC出場への意欲
大谷は14日のナ・リーグMVP受賞会見で、「球団を通さないと個人間で連絡はできない」と慎重な姿勢を示す一方、「選んでいただけるなら光栄」と意欲をにじませた。来春開催のWBCでは東京ドームでの1次リーグから出場する見込みで、侍ジャパン側からも正式にオファーが出されている。
過去大会では、2023年の第5回WBC決勝で米国と対戦し、1点リードの九回に登板。米国代表の主砲マイク・トラウトを空振り三振に仕留め、日本は3大会ぶりの世界一を達成した経緯がある。
▪️所属の米国ドジャース側の慎重姿勢
一方、ロサーズのデーブ・ロバーツ監督は「特に投手としての参加は懸念がある」とコメント。長丁場のメジャーシーズンでの疲労や怪我のリスク、来季の投手復帰への影響を懸念している。米国メディアも、完全な二刀流での参加は難しく、「打者専念」であれば出場を容認する可能性が高いと報じている。
過去には右肘の靭帯損傷や手術を経験している大谷だけに、健康面の管理が最大の焦点となる。米国内では、球団が選手の長期的な健康を最優先しており、投手としての登板は慎重に判断される見込みだ。
▪️侍ジャパン側の動きもドジャースに細心の配慮
侍ジャパンの井端弘和監督は16日、韓国代表との強化試合を終えた際、「選手リストは9月ごろに提出済みで、皆さんが想定する選手は入っている」と説明。大谷もリスト入りしており、正式回答を待っている状況だという。井端監督は「国内組の準備もあるので、一日も早く返事がほしい」と語った。
米国でも大谷のWBC出場は注目されており、MLB公式サイトは「球団方針や健康状態が最終判断を左右する」と分析。Redditなど米国ファンの間でも、「打者専念なら出場可能」「投手としての登板は難しい」との意見が多く見られる。また、大谷の国際大会出場は、米球団にとっても国際的な注目度や日本市場でのメリットにつながるとの指摘もある。
大谷のWBC出場の可否は、三者協議と本人の健康状態にかかっている。注目されるのは以下の点だ。
・最終判断のタイミング:球団・侍ジャパン・大谷本人間での協議
・起用形態:「二刀流復帰」か「打者専念」か
・健康管理:肩・肘の状態やリハビリの進捗
・チームでの役割:打線の核としての起用が想定される
侍ジャパンと大谷選手、ドジャースの三者間での調整が続く中、
大谷選手への通達はスケジュール調整していく意味でも1日でも早いに越したことない。

