朝倉未来選手が元ONE王者のムスメシと練習!大晦日のシェイドゥラエフ戦に向け万全の準備か!?
【朝倉未来選手の公式インスタグラムより画像】
12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN 師走の超強者祭り』のフェザー級タイトルマッチで、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)に挑む朝倉未来選手(JAPAN TOP TEAM)が、元ONEフライ級サブミッション・グラップリング世界王者マイキー・ムスメシ(米国)と共に練習に臨んでいることが分かった。
朝倉選手は自身のSNSに、ムスメシとのツーショット写真を公開している。
ムスメシはBJJ(ブラジリアン柔術)世界選手権で4連覇を達成した実力者で、
軽量級の現役柔術界でもトップクラスの評価を受ける選手の1人である。
ONEでは22年10月に世界タイトルを獲得し、
23年10月には『ONE Fight Night 15』で日本でも寝技の卓越した選手として
定評のある青木真也選手から一本勝ちを収めた実績を持つ。
現在はUFCを主戦場としており、10月の『UFC BJJ 3』では
ケヴィン・カラスコから一本勝ちを奪ったばかりだ。
公開された写真では、朝倉未来選手とムスメシは
JAPAN TOP TEAMの練習着姿で
肩を組み、汗を流している様子が確認できる。
両者は互いの技術を学びつつ、
スパーリングを含めた実戦練習に取り組んでいる模様だ。
朝倉未来選手はシェイドゥラエフ戦に向け、
「喧嘩しに行く」と意気込みを示しているが、
グラップリング技術の強化は勝利に不可欠となる。
過去のクレベル・コイケ戦や鈴木千裕戦のように、
寝技で優位に立ちつつパウンドや鉄槌を落とす展開が鍵となる可能性が高い。
また、ムスメシからヒールフックなどの得意技を学ぶことで、
試合展開に新たな戦略が加わる可能性もある。
大晦日まで残りわずかだが、朝倉未来選手の寝技の工房でのグランドコントロールが、
試合の潮目を確実に引き寄せると想像できるだけに、
どのような形で大晦日までの技術向上を仕上げてくるのかという点は興味深い。

