ドンチッチが開幕5戦で200得点到達 NBA史上初の快挙も達成 レイカーズは劇的5連勝

【©️Los Angeles Lakers,】
ロサンゼルス・レイカーズが6日(日本時間7日)、
ホームのクリプトドットコム・アリーナでサンアントニオ・スパーズを118―116で下し、
今季戦績を7勝2敗とした。試合は13度の同点、13度のリードチェンジを繰り返す激戦。
第4クォーター終盤に守備で踏ん張ったレイカーズが接戦をものにした。
チームをけん引したのは、ルカ・ドンチッチ。
2試合ぶりに復帰した背番号77は、35得点・13アシスト・9リバウンド・5スティール・2ブロックと圧巻のスタッツを記録。攻守で存在感を放ち、勝利の立役者となった。ディアンドレ・エイトンも22得点10リバウンドのダブルダブル。八村塁も15得点を挙げ、勝負どころで得点を重ねた。
第3クォーターに37点を奪われたレイカーズだったが、最終QではスパーズのFG成功率を36.8%(7/19)に抑える鉄壁の守備を披露。
負傷離脱中のレブロン・ジェームズ(坐骨神経痛)と
オースティン・リーブス(ハムストリング)を欠く中でも、
チームとして粘り強く戦った。

ドンチッチはこの試合で、今季開幕からの通算得点が200点に到達。
レギュラーシーズン開幕5試合での200得点超えはNBA史上わずか2人目の快挙だ。
記録上はウィルト・チェンバレン(1962–63シーズン=264点、1961–62シーズン=256点)に次ぐ歴代3位で、マイケル・ジョーダン(1986–87シーズン=197点)を上回った。
さらに、今季最初の5試合で「200得点・55リバウンド・46アシスト」をマークしたドンチッチは、開幕5戦で200得点・25リバウンド・25アシスト以上を達成したNBA史上初の選手となった。まさに“記録を超える男”として、新たな伝説を刻みつつある。
チームはこれで5連勝。ウェスタン・カンファレンスではサンダー(8勝1敗)に次ぐ2位につけており、勢いは止まらない。レイカーズは9日からアウェー5連戦に突入し、13日には首位サンダーとの直接対決を迎える。
