日本U16女子バスケ、中国撃破で銅メダル!竹内みや選手が大会MVP&オールスターファイブに輝く
【©️FIBA】
マレーシアで熱戦を繰り広げた『FIBA U16女子アジアカップ2025』は、
9月28日に劇的な3位決定戦を迎えた。
準決勝でニュージーランドに惜敗した日本代表は、
中国との銅メダルマッチで見事な逆転勝利を収め、71-58で勝利を飾った。
日本の勝利を導いたのは桜花学園高・竹内みや。大会を通じて平均19.4得点、6.6アシストと輝かしい数字を叩き出し、文句なしで大会MVPとオールスターファイブに選出された。
試合序盤は中国の激しい攻撃に苦しんだ日本。3-4で迎えた残り6分45秒、竹内が巧みなヘジテーションから一気にドライブでゴールを決めると、続く3ポイントやスティールで得点を重ね、4分58秒には一気に15-6とリードを広げた。
しかし第2クォーター残り3分37秒には同点に追いつかれ、前半を32-34で折り返す接戦に。
後半、日本は足を止めず、強固なカバーディフェンスで中国の攻撃をシャットアウト。バックコート陣の小林蘭(四日市メリノール学院高)、安井穂香(同中)がペイントに切り込み、2分9秒に逆転に成功する。第4クォーターも守備の手を緩めず、ターンオーバーから得点を量産。竹内はファストブレイクで絶妙なバックビハインドパスを披露しつつ、
鋭いドライブで10得点を叩き出し、試合を決定づけた。
試合を分けた最大の要因は、やはり日本のディフェンス力。
ターンオーバーから奪った得点は23点に達し、中国の2点を大きく上回った。
竹内は33分53秒の出場で25得点、7リバウンド、4アシスト、
2スティールと圧巻のパフォーマンスを披露した。
大会を終えた日本U16代表は、
この経験を糧に帰国後のU18日清食品リーグやウインターカップ予選に臨む。
来年の『FIBA U17女子ワールドカップ2026』でも、
再び世界舞台で躍動する姿が期待される。