ドジャースが延長11回死闘を制しM1!大谷翔平選手がスリーベース先制点演出、佐々木朗希投手は“メジャー復帰”即圧巻投球で初ホールド
【©️Los Angeles Dodgers,】
ナ・リーグ西地区を独走するドジャースが、延長11回の激闘を5―4で制し、優勝マジックを「1」とした。初回に大谷翔平が三塁打から先制のホームを踏むと、7回には5月以来の復帰登板となった佐々木朗希が圧巻のピッチング。リリーフ初登板とは思えない完璧な内容でメジャー初ホールドを記録し、勝利に大きく貢献した。
▪️大谷選手が流れを呼び込む先制打
1回、大谷はセンターオーバーの三塁打を放ち、続くベッツの犠牲フライで先制のホームイン。今季143得点目とし、自身の存在感を示した。以降は快音こそ聞かれなかったが、先陣を切って流れを呼び込んだ。
▪️復帰の佐々木朗希投手は安定感抜群で圧巻の無双投球
6回1失点と好投したスネルの後を受け、7回にマウンドへ上がったのは佐々木朗希。5月以来の復帰戦、そしてメジャーで初のリリーフ登板という難しい状況だったが、佐々木は冷静に打者3人を料理。サードゴロで1人目を打ち取ると、続く打者2人を連続三振に仕留め、わずか13球で三者凡退に封じ込めた。
160キロ近い速球に加え、鋭く落ちるフォークも健在。敵地を静まり返らせる圧巻の投球に、ベンチもスタンドも大きく沸いた。
▪️まさに全員野球!!カーショー投入の執念、延長で決着
その後同点に追いつかれたドジャースだったが、9回にはカーショーをリリーフで投入するなど総力戦。延長11回、エドマンのタイムリーで勝ち越しに成功すると、最後はロブレスキが締め、執念の勝利をもぎ取った。
試合後、佐々木投手には待望の「メジャー初ホールド」が記録。
復帰戦で最高の結果を残した23歳の怪物は、ポストシーズンに向けて大きな戦力となることを改めて証明した。
この勝利で優勝マジックは「1」。
明日25日(日本時間26日)、山本由伸投手が先発予定のダイヤモンドバックス戦に勝利すれば、ドジャースの地区優勝が決定する