世界陸上男子4×400mリレーでボツワナが史上初金メダル 大統領が祝日制定を発表
2025.9.23
【©️Botswana official】
東京・国立競技場で開催された陸上世界選手権は21日、国立競技場で閉幕。
最終日の男子4×400メートルリレー決勝で、ボツワナ代表が2分57秒76のタイムで優勝し、同国に史上初の金メダルをもたらした。
これを受け、ボツワナのドゥマ・ボコ大統領は9月29日を祝日にすると発表した。
ボツワナは個人400メートルで金メダルを獲得したケビナツヒビ、銅のヌドリ、8位のエピー、そして200メートルパリ五輪金メダリストのテボゴといった陣容でレースに臨んだ。大雨の中、アンカー勝負となったリレーでは、男子400メートル障害金メダルの米国・ベンジャミンをケビナツヒビがゴール直前で逆転。
見事に金メダルを手にした。
ボコ大統領は公式X(旧Twitter)で「東京世界陸上でボツワナの戦士たちが歴史的な金メダルを獲得したことを祝福します」と発信。
「ボツワナの天然ダイヤモンドは、地面に眠っているだけでなく、世界王者でもある」と自国選手の活躍を称えた。また、9月30日の独立記念日の前日である9月29日を祝日とすることを宣言している。
過去にもボツワナは、2024年パリ五輪男子200メートル決勝でテボゴが金メダルを獲得した際、8月9日の午後を急遽“祝日”に指定していた。