東京・新国立競技場で開催の世界陸上男子400メートルリレーで日本代表は“黄金の4レーン”6年ぶりメダルへ挑む!!

2025.9.21

【©️World Athletics Championships,】

東京・国立競技場で開催中の世界陸上は21日、最終日の注目種目である男子400メートルリレー決勝のスタートリストが発表された。日本は好位置の4レーンに入り、

2019年ドーハ大会以来となる表彰台を狙う。

 

予選では小池祐貴―柳田大輝―桐生祥秀―鵜沢飛羽のオーダーで臨み、38秒07をマーク。2組3着に入り、全体5番目の好タイムで決勝に駒を進めた。各国のエースがそろう中でも安定したバトンワークを見せ、手応え十分の仕上がりを印象づけた。

 日本がメダルを獲得すれば、ドーハ大会での銅メダル以来6年ぶり。

リオ五輪での銀メダルや、数々の世界大会での入賞実績が示すように、日本はもはや「リレー強国」としての地位を築きつつある。

一方、予選で妨害を訴え再レースとなった南アフリカは38秒64にとどまり、

決勝進出はならなかった。

フランス(38秒34)が滑り込みで決勝進出を果たした。

決勝の有力候補は、予選トップのガーナ(37秒79)とカナダ(37秒85)、そして強豪米国(37秒98)。だが日本も38秒07で肉薄しており、わずかなバトンワークの差で順位が入れ替わる緊迫のレースが予想される。

 

日本男子リレーはリオ五輪以降、世界大会で銀・銅を積み重ね、常に決勝を沸かせてきた。21年東京五輪では途中棄権、22年は予選失格と苦い経験も重ねたが、復活を誓う選手たちの表情は明るい。

最終日の国立競技場。観客の大歓声に包まれる“黄金の4レーン”を、日本代表がどこまで駆け抜けるのか。歴史に新たな1ページを刻む瞬間が迫っている。

地上波テレビ放送は本日9月21日午後22時前後でTBSでライブ放送予定