【万博速報】来場者2000万人突破 閉幕まで全日程で予約満員 当日券や追加枠に期待

2025.9.20

開幕から161日目を迎えた9月20日(土)、大阪・関西万博の会場は朝から大勢の来場者でにぎわいを見せた。午前9時過ぎ、東ゲート前には入場を待つ人々が長蛇の列を作り、終盤ならではの熱気に包まれている。

 

博覧会協会によると、この日の会場は「大変混雑」が予想され、東西両ゲートとも全時間帯で入場予約枠はすでに満員。それでも協会は「予約時間以降であれば入場可能。午後のゆったりとした時間帯の来場もおすすめ」と呼びかけ、柔軟な楽しみ方を提案している。

 

▪️平日でも20万人超 累計来場者は2000万人突破

前日の19日(金)は速報値で23万1,000人が入場。

このうち一般来場者は21万1,000人で、最多記録に迫る盛況ぶりを見せた。

平日ながら20万人超を記録するのは異例で、閉幕まで1か月を切った今も高水準を維持している。

これまでの累計一般来場者数はすでに2,000万人を突破。

会期終盤に向け、多くの人々が“最後の万博体験”を目指して足を運んでいる。

 

▪️チケットは日時指定制 当日券や「枠開放」に注目

協会は8月からチケット購入時の来場日時指定を必須化。

希望日の予約競争は激しくなっているが、購入後に3回まで日時変更が可能。ただし払い戻しは不可のため、早めの予約が推奨されている。

一方、当日券の販売や直前の「枠開放」も用意されている。

20日(土)は午前11時から正午以降に利用できる「一日券」、午後3時45分からは「夜間券」が販売予定。

また、西ゲートでは2日前の朝に追加枠が開放される場合もあるという。