佐々木朗希投手、マイナー救援デビューで無失点!最速161キロを披露、メジャー復帰に弾み
2025.9.19
【© The Sporting Tribune】
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が18日(日本時間19日)、
傘下マイナー3Aオクラホマシティー戦で救援として初登板。
1イニングを無失点で切り抜け、最速161キロを記録するなど順調な復帰ぶりを見せた。
この日、佐々木朗希投手は5回、8点リードの場面で3番手としてマウンドへ。
先頭打者を見逃し三振で仕留めると、続く打者には161.1キロの直球で空振り三振を奪取。最後は左飛で締め、救援デビューを鮮やかに飾った。これまでマイナー5試合は先発登板のみで、救援としての実戦経験は初となった。
佐々木朗希投手は今季前半で、右肩痛の影響で負傷者リスト(IL)入りしていたが、9日(同10日)には3Aでリハビリ登板。
最速161.9キロを計測し、5回途中3安打3失点ながら8奪三振と存在感を示していた。
15日(同16日)にはA・フリードマン編成本部長が「朗希が復帰してドジャースで投げる姿は十分考えられる」と今季中のメジャー復帰の可能性を示唆しており、ロバーツ監督も救援・中継ぎ起用への期待を明かしている。
ドジャース先発陣は盤石ながら、中継ぎ陣の不安定さが続く状況。
今季加入のスコットやイエーツも本調子に届かず、16日のフィリーズ戦ではブルペンの脆さが露呈していた。
そんな中、佐々木投手の救援・中継ぎ登板はチームに大きな安定感をもたらす可能性を秘めている。
日本のファンにとっても、山本由伸投手から佐々木投手、大谷翔平投手から佐々木投手へとつながる投手バトンの瞬間が現実味を帯びてきた。