梶裕貴さん 新会社設立で音声AIと声優事業を本格展開 “共創”掲げ新たな表現領域へ
人気声優の梶裕貴さんが4月9日に新会社「FRACTAL」を設立したことを発表した。自身が代表取締役社長CEOに就任し、音声AIと声優マネジメントを軸に、次世代の表現ビジネスへ本格的に乗り出す。
新会社では、声優活動20周年を機に立ち上げた音声AIプロジェクト「そよぎフラクタル」を中核に据え、テクノロジーと人間の表現力を融合させた新たなコンテンツ創出を目指す。声優マネジメント事業も並行して展開し、クリエイティブ領域の拡張を図る方針だ。
社名に込めた思いについて梶さんは、シンボルとなるロゴが“幸運の蝶”ユリシスバタフライをモチーフとしていることを明かし、「時代の変化を敏感に捉えながら、新たなアイデアで進み続ける存在でありたい」と説明。さらに「誰もが安心できる拠点となり、そこから生まれる作品が世界へ羽ばたいていくことを願っている」と、企業としてのビジョンを語った。
また、「声優として、そして経営者として、自分にしか生み出せない表現を追求していく」と決意を示し、「皆様の心に届くクリエイティブを届け続けたい」とコメント。新たな挑戦への意欲をにじませた。
梶さんは2004年にデビューし、「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役や「僕のヒーローアカデミア」の轟焦凍役、「ハイキュー!!」の孤爪研磨役など、数々の人気作品で主要キャラクターを担当。確かな演技力と幅広い表現で支持を集めてきた。
近年はナレーションや舞台、プロデュース業にも活動の幅を広げており、2024年には音声AIと人間の共創をテーマにしたプロジェクト「そよぎフラクタル」を始動。
2026年3月には3Dエンターテインメントライブを成功させるなど、
新領域への取り組みを加速させている。
声優という枠を超え、テクノロジーと表現の融合に挑む梶さん。
新会社「FRACTAL」を拠点に、その挑戦はさらに広がりを見せそうだ。

