【ONE】吉田晄成選手がルンピニーで真価発揮 国際戦制しONE2連勝、再浮上へ確かな一歩
2026.2.22
【©️ONE Championship 】
タイ・バンコクの名門ルンピニースタジアムで2月20日(日本時間)に行われた『ONE Friday Fights 143』。フライ級キックボクシングで、日本の若手有望株・吉田晄成選手(TEAM TEPPEN)が強豪ファクリディン・ハサノフ(ウズベキスタン)との接戦を制し、判定3-0で勝利。
ONE戦線での連勝を「2」に伸ばした。
国内団体RISEで将来を嘱望されてきた吉田選手にとって、今回の一戦は単なる国際マッチではない。昨年10月の『RISE192』で初黒星を喫して以降、巻き返しを図る重要な試合だった。海外の強豪を相手に結果を残せるかどうか・・・その真価が問われていた。
立ち上がりからリングは緊張感に包まれた。
ハサノフは前進圧力と回転力で主導権を握ろうとし、吉田選手は距離と角度を巧みに調整。無理に打ち合わず、冷静にタイミングを測る。互いに決定打は少ないが、一瞬の隙が命取りになりかねない高速戦となった。
流れを引き寄せたのは第2ラウンド終盤。
ハサノフの多彩な蹴りに対し、吉田選手はボディへの的確な攻撃で対抗。
左フックから右ストレートを連続で打ち抜くと、相手のバランスを崩し、会場をどよめかせた。派手さよりも精度。日本人らしい緻密な組み立てが光った。
最終ラウンドも焦りは見せない。
相手の手数に付き合わず、ボディワークを中心に確実にポイントを積み重ねる。
大振りを避け、試合全体を俯瞰するような戦いぶりだった。
判定は3者とも吉田選手を支持。
明確なダウンこそなかったが、内容と制御力で上回った結果と言える。
ルンピニーという世界的な舞台で積み上げた2連勝。
敗戦を経験した若武者は、より冷静で戦略的なファイターへと進化を遂げつつある。

