名探偵コナン30周年展で語った歩み 倉木麻衣さんがギネス記録更新に「みんなとの記録」 17歳での初タイアップを回顧
【©️名探偵コナン展】
歌手の倉木麻衣さんが2月19日、都内で行われた「放送30周年記念 TVアニメ『名探偵コナン展』」開催記念セレモニーに登壇した。会場には原作者の青山剛昌、声優の高山みなみ、山口勝平も出席。作品の節目を祝うとともに、長年にわたり主題歌を担当してきた倉木が、シリーズへの思いとギネス世界記録更新の喜びを語った。
▪️28曲を担当、更新が続く“最多記録”
倉木は2000年放送のエンディングテーマ「Secret of my heart」以来、現在までにシリーズで28曲を担当。2017年には「同一アーティストによるアニメシリーズ主題歌最多担当数」としてギネス世界記録に認定された。現在もその記録は更新中だ。
この話題に触れられると倉木さんは、「認定していただけたこと自体が本当に驚きでした。大好きな『名探偵コナン』のテーマを長く担当できるだけでも奇跡なのに、“ギネス?”と信じられない気持ちで」と当時を振り返る。そして「これは私ひとりの記録ではなく、コナンを愛する皆さんと一緒に作ってきた記録。今も更新できていることが“びっ倉木”です」とユーモアを交えて会場を和ませた。
楽曲制作にあたっては「コナンの世界観に寄り添うこと」を常に意識しているという。「物語やキャラクターの心情に少しでも近づけるように、作品の一部になれるような気持ちで作っています」と真摯に語った。
▪️17歳の衝撃「運を使い切ったと思った」
数ある楽曲の中で特に思い出深い一曲を問われると、「全部と言いたいけれど」と前置きしつつ、デビュー間もない17歳の時に歌った「Secret of my heart」を挙げた。
「当時は高校生で、単行本をお小遣いで買って兄と読んでいたくらいのファン。まさか自分がその主題歌を歌うなんて思ってもいなかったので、“人生の運を全部使い切った”と感じるほどでした」
同曲をきっかけに“コナンファミリー”との絆が広がり、アジア各国にもファンとのつながりが生まれたという。「本当に大切な一曲」と語る表情には、四半世紀にわたる歩みの重みがにじんだ。
また、「薔薇色の人生」ではキャラクターたちがバンドを組むエンディング映像が制作されたことにも触れ、「あの可愛らしさは特別な思い出」と回顧。
劇場版主題歌の担当など、作品とともに歩んだ時間の一つひとつをかみしめた。
▪️30周年展の見どころは「1日では足りない」
20日から東京ドームシティ・プリズムホールで開幕する本企画展では、テレビアニメ30年の歴史を振り返る展示や制作工程の紹介、名場面エリア、スペシャルムービーなど多彩なコンテンツが展開される。
倉木さんは「見どころは全部。1日では足りないくらい」と笑顔でアピール。
歴代主題歌のCDが並ぶ展示についても「“この時この曲だった”と当時を思い出して、また聴き直したくなる」と語り、作品と音楽が重なり合う記憶の力を強調した。


