K-1 朝久裕貴選手が弟・泰央に続く兄弟同時王者へ世界トーナメント開催を要求「ぶっちぎりで優勝できる」=2・8代々木

2026.1.23

【©️K-1】

K-1ライト級の新たな主役候補が、揺るぎない自信とともに頂点を見据えている。
2026年2月8日、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2026 ~-90kg世界最強決定トーナメント~』。その大会内で行われる【第7代K-1 WORLD GPライト級王座決定戦】で、朝久裕貴選手が里見柚己選手と激突する。すでに弟・朝久泰央選手がK-1王者の座に就いている中、兄・裕貴選手がベルトを獲得すれば“兄弟K-1王者”誕生という歴史的偉業を成し得る。


 

「思いきりやらないと失礼」弟の親友とのタイトル戦

対戦相手の里見選手について、朝久選手は「思い切りが良くて華のある選手」と高く評価。一方で、里見が弟・泰央の親友であるという関係性についても率直に語った。

「仲がいいからこそ、遠慮せず思いきりやらないと相手に失礼だと思っています。本番は本気で倒しにいきます」

リスペクトはある。しかし、リングに上がれば情は関係ない。
「一発で失神させるくらいの気持ちでいきます」と、王座戦に向けた覚悟を明確にした。

 

武林風で培った“世界基準”の自信

朝久選手は2018年に中国・武林風(WLF)の-60kg級王座を獲得。

K-1ではスーパー・フェザー級でタイトルに届かなかったものの、その後も世界トップクラスと拳を交え、24年にはレミー・パラを判定で撃破。

階級をライト級へ上げてからもKO勝利を重ねてきた。

「正直に言えば、僕が戦ってきた相手は里見君より強いです。世界のトップレベルとやってきた自負があります」

中国での試合環境は減量やリカバリーの面でも厳しいが、「条件の悪い中で戦ってきたからこそ地力が上がった」と、その経験が現在の自信につながっている。

里見選手の前戦、西京佑馬戦については「勝負にいっていたのは里見君」と評価しつつも、王座戦に向けた戦略はシンプルだ。

「特別な対策はしません。自分らしく、最初からKOを狙います。期待してほしいのはKO決着だけです」

理想のK-1王者像については、「歴代王者と比べられても圧倒的に強い存在」と言い切り、全試合KO勝利を目標に掲げた。

 

世界トーナメント開催を熱望「ワンデイでも問題ない」

さらに朝久は、ライト級での世界トーナメント開催を強く要求する。

「本当に強い選手を16人集めて、ワンデイトーナメントで最強を決めてほしい。3試合でも、全部1ラウンドで倒せば終わりますから」

その言葉通り、優勝への自信は揺るがない。
「ぶっちぎりで優勝できます」

国内ライト級戦線についても「海外と比べるとぬるい」と辛口評価。「全員と戦っても勝てる」と言い切るあたりに、世界基準で戦ってきた男の矜持がにじむ。

 

兄弟で描くK-1の未来

弟・泰央については「爆発力はすごい。あとはそれに耐える身体が完成すれば、さらに強くなる」と兄らしい視点で分析。兄弟でK-1を引っ張っていく未来についても、静かに闘志を燃やす。

最後にファンへ向け、朝久選手は、こう誓った。

「これぞK-1という試合を見せます。会場のどの席にいても、倒す音が聞こえるような試合をします。目でも耳でも楽しんでください」

兄弟K-1王者誕生の偉業か、それとも新王者の座は里見選手が奪うのか。