グリズリーズが“モラント後”を本格検討 ヒート、バックスなど複数球団が獲得準備へ

2026.1.10

【©️Memphis Grizzlies】

NBAで最も爆発力のあるガードの1人として知られる

26歳のジャ・モラントが、ついにトレード市場の中心に立たされる時が来た。

9日、米国ESPNによると、メンフィス・グリズリーズがモラントに関するトレードオファーを本格的に検討していると報道。フロントは現在、「モラントを軸に再建を続ける未来」と「彼を放出して新たなチーム作りに踏み出す未来」の両方を天秤にかけているという。


 

アメリカのNBA専門メディア『The Athletic』でも、グリズリーズ内部でジャレン・ジャクソンJr.中心の新体制を模索する動きがあると報じており、モラントがこれまでのように“問題児としての存在”ではなく、各チームのエースとして向け入れる体制が整う流れは明白だ。

背景には、チームの低迷とモラントを取り巻く不安定さがある。
今季のグリズリーズは1月8日時点で16勝21敗とウエスト10位に沈み、プレーオフ争いから後退。モラント自身もふくらはぎや足首の負傷で長期欠場を強いられ、平均得点はルーキーイヤー以来の低水準に落ち込んでいる。

さらに、コーチのトゥオマス・イーサロとの関係悪化が現地で幾度となく取り沙汰されるなど、チームの“顔”としての安定感が失われつつあるのも事実だ。

その影響もあり、今期の出場機会はあからさまに激減している。

Bleacher ReportやYahoo Sportsは、「高額契約を抱えるモラントが、今後のチーム作りの足かせになりかねない」とのフロント側の懸念を伝えている。

こうした中、NBAインサイダーのブレッド・シーゲルやエバン・サイドリーは、マイアミ・ヒート、ミルウォーキー・バックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、サクラメント・キングスがモラント獲得に関心を示しているとのチーム関係者の声まで届いている。

すでに複数球団が、若手有望株とドラフト指名権を組み合わせた大型パッケージを用意しているのも明らかだ。

もしトレードが実現すれば、トレイ・ヤングに続き、またひとり“生え抜きフランチャイズスター”がチームを去ることになる。