京都精華学園が悲願の初戴冠 男女ともにVを完成させたU15世代の完成度
粘る立川U15を振り切り、Jr.ウインターカップ男子初制覇
【© JBA】
U15世代の頂点を決する「京王 Jr.ウインターカップ 2025-26」。
その最終日となった1月8日、京王アリーナTOKYOで行われた男子決勝は、京都精華学園中学校が立川ダイスU15を66-56で下し、初の全国制覇を成し遂げた。
すでに女子が優勝を決めていた京都精華学園は、この勝利で男女アベック優勝という快挙を完成。育成力の高さを全国に強烈に印象付ける大会となった。
【© 京王 Jr.ウインターカップ / JBA】
試合の主導権を握ったのは京都精華学園だった。
第1クォーター、立川U15がターンオーバーに苦しむ中、林田想太朗が安定した得点力を発揮。ゲームを落ち着かせる役割を果たし、22-12と理想的な立ち上がりを見せる。
しかし、決勝戦は一筋縄ではいかなかった。
第2クォーターに入ると立川ダイスU15が反撃。野呂田桜輔、石毛煌明らのアウトサイドシュートが次々と決まり、一時は4点差まで詰め寄られる。京都精華学園は岡修平がインサイドで踏ん張り、リードを死守したものの、前半は緊張感の漂う展開で折り返した。
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勝負を分けたのは後半の試合運びだった。
京都精華学園は片貝駿太が要所で得点を重ね、流れを完全に引き寄せる。
終盤、最後まで食らいつく立川U15の粘りを冷静に受け止め、リードを広げて逃げ切り。内容と結果の両面で完成度の高さを示す勝利となった。
個々の活躍も際立った。片貝はチーム最多の19得点に5リバウンド、林田は14得点9リバウンド6アシスト2スティールとオールラウンドな働き。岡修平も12得点6リバウンドでインサイドを支え、井上裕斗、井上薫の両名も9得点ずつと、全員で勝ち取った初優勝だったことを数字が物語る。
一方、準優勝の立川U15も堂々たる戦いぶりを披露した。
勇崎陽太が4本の3ポイントを含む14得点、野呂田が13得点8リバウンド、久保颯太が10得点と奮闘。最後まで諦めない姿勢で会場を沸かせたが、あと一歩届かなかった。
U15世代の最高峰で証明された京都精華学園の総合力。
男女同時制覇という結果は、単なる偶然ではなく、
継続的な育成の成果であることを示している。
次代を担う才能たちが刻んだこの一日は、
同校の歴史に確かな1ページを加えた。
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【文:高須基一朗】







