2026年、激動のボクシング界に最後の挑戦―亀田家三男・和毅選手は“主役”として終われるか

2026.1.3

元2階級王者が示唆した引退イヤー、その先に見据えるのは有終の美

【亀田和毅選手の公式インスタグラムより画像】

2026年のボクシング界は、世界的にも世代交代と

ビッグマッチが交錯する「転換点の年」になると見られている。

マッチアップする可能性が高い、

井上尚弥選手と中谷潤人選手、井上拓真選手と井岡一翔選手、

そこに堤聖也選手、那須川天心選手、武居由樹選手もどう絡むのか!?

それより重い階級フェザーで亀田和毅選手は

世界タイトルを狙うことになるのか!?

そんな激動の年を“最後の舞台”に定めたのが、

元世界2階級制覇王者、亀田和毅選手(34=TMK)の立ち位置だ。


 

亀田和毅選手は自身のYouTubeチャンネル「TMK BOX TV」に出演し、

2026年いっぱいでの現役引退を視野に入れていることを明言。

「俺の中では35歳までというのはある。来年(2026年)いっぱいが最後かなというのはありますね」と、静かな口調ながらも覚悟をにじませた。

“亀田家の最終兵器”と称され、兄たちとは異なる海外志向とボクシングスタイルで世界に挑んできた三男も、今年7月で35歳。そのキャリアは、いま最終章に差しかかっている。

昨年5月には、IBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国)に挑戦するも判定負け。雪辱を期してダイレクトリマッチの交渉を進めたが実現せず、さらにWBC同級休養王者レイ・バルガス(メキシコ)との交渉も難航しているのが現状だ。

それでも和毅選手は立ち止まらない。

「俺も時間がない。だったらWBAに行くのか、WBOに行くのか。その選択肢の中で話をしている」。

限られた時間の中で、いかにして世界戦の舞台にたどり着くか―

現実的な判断と勝負師としての勘が、いま試されている。

亀田和毅選手が掲げる最終目標は明確だ。

「残り少ない試合は悔いのないように全力でやる。最後は、ベルトを巻いて終わりたい」。

2階級制覇を果たしている男が狙うのは、

3階級制覇という“最高のエンディング”である。

2026年は、日本人王者の動向や世界戦線の再編が重なり、国内外で注目カードが続出すると予想されている。その中で、亀田家三男・和毅選手がどんな立ち位置で絡んでくるのかは、ボクシングファンにとって大きな見どころだ。

かつて一世を風靡した「亀田家」の物語は、批判も栄光も背負いながら日本ボクシング史に深く刻まれてきた。その最終章を託された三男が、2026年という熱狂の年に再び主役の座をつかめるのか。それとも静かに幕を下ろすのか。